テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は24日、女子シングルス予選1回戦が行われ、第26シードで世界ランク130位の内島萌夏が同189位のE・ジャケモ(フランス)を6-7 (8-10), 7-6 (9-7)…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は24日、女子シングルス予選1回戦が行われ、第26シードで世界ランク130位の内島萌夏が同189位のE・ジャケモ(フランス)を6-7 (8-10), 7-6 (9-7), 6-4の逆転で破り、2回戦進出を果たした。
内島は今季、ITFツアー下部大会で3度の優勝と1度の準優勝をおさめ、世界ランクは年初の349位からキャリアハイの130位へ上昇している。
グランドスラム初出場となった今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選決勝に進出。続くウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では予選1回戦で敗退しており、今回が3度目のグランドスラム挑戦となる。
3試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られるこの予選。内島は第1セット、序盤で2度のブレークを許し第6ゲーム終了時点でゲームカウント1-5とリードされる。直後の第7ゲームから5ゲームを連取しタイブレークにもつれ込むも2度のセットポイントを活かせず、先行を許す。
続く第2セットでは互いに3度ずつブレークを奪い合い、再びタイブレークにもつれ込む。内島は2度のマッチポイントを凌ぎ、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、内島は第3ゲームでブレークに成功。その後はサービスキープが続き、3時間半を超える激闘を制した。
内島は2回戦で世界ランク151位のY・ボナベンチュル(ベルギー)と対戦する。ボナベンチュルは1回戦で249位のC・マクヘイル(アメリカ)を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
今大会の女子シングルス予選には内島を含め5選手が出場しており、第7シードで世界ランク94位の土居美咲と同195位の本玉真唯、同200位の日比野菜緒が初戦を突破。同197位の内藤祐希は1回戦で敗れている。