卓球のWTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア>

本戦スタートの3日、混合ダブルス1回戦で張本智和(IMG)/張本美和(木下アカデミー)が、KURMANGALIYEV/アカシェワのカザフスタンペアをゲームカウント3-0で破り、準々決勝に進出した。

世界のトップ戦線では珍しい、兄妹によるペアが実現。しかも世界的に活躍する張本智和と美和によるコンビで、試合前から注目が集まっていた。2人を補佐するベンチコーチは父の宇さんだ。

右利き同士によるペアの初戦でもあり、動きが重なるシーンも見受けられて1ゲーム目は7-9とリードされる。だが兄・智和のレシーブ力で11-9とひっくり返して先制。

これで楽になったか、美和のボールも冴えわたって第2ゲームは11-3で奪う。そのまま次も7-0までリードするが、台上プレーでミスの出ない相手に8-8と並ばれる。

しかしここからまた智和がレシーブで躍動し、最後はチキータを決めて11-8。幸先よくストレート勝ちを果たした。

<WTTコンテンダーチュニス 混合ダブルス1回戦>
張本智和/張本美和 3ー0 KURMANGALIYEV/アカシェワ
11-9/11-3/11-8