卓球のWTTチャンピオンズ ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月18~23日/ハンガリー・ブダペスト> 4日目の21日、男子シングルス準々決勝で張本智和(IMG/世界ランク8位)が、イム・ジョンフン(韓国/同18位)をゲームカウント3-…

卓球のWTTチャンピオンズ ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月18~23日/ハンガリー・ブダペスト> 4日目の21日、男子シングルス準々決勝で張本智和(IMG/世界ランク8位)が、イム・ジョンフン(韓国/同18位)をゲームカウント3-1で下し、準決勝に進んだ。

イムはランク上位選手をまとめて倒すなど、急速に力をつけてきた豪腕サウスポー。代表引退を発表したチョン・ヨンシクの代わりに、韓国を背負って立つ存在の一人だ。

立ち上がりはイムのペース。チキータを放っても巧みなカウンターを合わせられて7‐11で先制を許す。2ゲーム目は切れたツッツキも交えて打開を図り、5-6から6連続ポイントで取り返す。

イム・ジョンフン Photo:World Table Tennis

第3ゲームも5-7までリードされるが、張本がミドルへのチキータで突破口を開き、11-9で奪取。4ゲーム目は相手のタイムアウト明けに突然のロングサーブで出ばなをくじくなど、戦術もハマった張本が、日本勢唯一のベスト4入りを果たした。

【WTTチャンピオンズ 男子シングルス準々決勝】
張本智和 3-1 イム・ジョンフン(韓国)
7-11/11-6/11-9/11-5