2022年7月17日(日本時間)アメリカ合衆国・バーミングハム市で開催された第11回ワールドゲームズにて、スポーツクライミングのリード男女決勝が行われた。男子では樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)が2位で銀メダル、女子では谷井…

2022年7月17日(日本時間)アメリカ合衆国・バーミングハム市で開催された第11回ワールドゲームズにて、スポーツクライミングのリード男女決勝が行われた。男子では樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)が2位で銀メダル、女子では谷井菜月(明治安田生命)が2位に入り、2つの銀メダルを獲得した。

男子・緒方良行(B-PUMP)、女子・阿部桃子(相模女子大学)は決勝に進出するも、7位の結果となった。


樋口純裕 / Photo by JMSCA

男子決勝では樋口、緒方が決勝に進出した。一番手で登場した樋口は32+まで高度を伸ばしてフィニッシュ。予選は8位での通過であったが決勝では快調な登りを見せ、好スコアを記録する。続いて二番手のサッシャ・レーマン(スイス)は完登するも、後続の選手たちが高度を伸ばすことが出来ずに競技が進む。

結果、レーマンが首位、樋口2位の結果で樋口が銀メダルを獲得した。決勝に進出した緒方は7位の結果でフィニッシュした。


緒方 良行 / © Daniel Gajda/IFSC.

女子決勝では阿部、谷井が決勝に進出した。7番手で登場したジェシカ・ピルツ(オーストリア)が42+の好記録で首位に立ち、予選1位通過の谷井の結果を待つ形となった。谷井は予選で唯一完登を記録し、金メダル獲得の期待が高まったが惜しくもピルツを上回ることが出来ず35の記録でフィニッシュ。

この結果で谷井は2位となり銀メダルを獲得。また、阿部は7位の結果でフィニッシュした。


谷井 菜月 / Photo by JMSCA

ワールドゲームズではボルダリング種目に続いて、リード種目で日本人選手がメダルを獲得した。男子は29歳のベテラン・樋口が、女子では若手の18歳・谷井が揃って銀メダルを獲得し、世界の舞台でも輝きを見せた。

日本人選手 結果

男子
2位 樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
7位 緒方 良行(B-PUMP)

女子
2位 谷井 菜月(明治安田生命)
7位 阿部 桃子(相模女子大学)

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