ジョコビッチがトロフィーを手に凱旋帰国7月11日、ウィンブルドンで7度目の優勝を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク7位)が、母国セルビアに帰国。ベオグラード市庁舎で凱旋セレモニーが行…

ジョコビッチがトロフィーを手に凱旋帰国

7月11日、ウィンブルドンで7度目の優勝を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク7位)が、母国セルビアに帰国。ベオグラード市庁舎で凱旋セレモニーが行われ、集まった数千人のファンにトロフィーを披露した。

【動画】“割れんばかりの大歓声”数千人のファンに感謝を語ったジョコビッチ

11日、イギリスからセルビアに帰国したジョコビッチ。同日夜、ベオグラード市庁舎で取材を受けたのち、トロフィーを持って市庁舎のバルコニーへ。ジョコビッチが顔を出すと祝福しようと集まった数千人のファンが大歓声をあげる。

ジョコビッチは、司会とのやり取りの中で「人生の中で最も美しい瞬間だ。大好きなスポーツをする機会に恵まれ、大きな成功を収めることができ、帰国してみんなと一緒に祝うことができる。ありがとう。素晴らしい瞬間だ。みんなが僕を満たしてくれる。生きている価値、テニスをしている価値があると感じるんだ。トロフィーは儚いものだが、一緒に勝利を分かち合う、この瞬間は永遠に私の心に刻まれる」と語り、ファンに感謝を述べた。

また、国営放送の取材に対しては、「現時点では、オーストラリアとアメリカに行くことはできないけど、ポジティブな知らせが来ることを望んでいる。USオープンに向けては、あまり時間がないけど、希望は最後まで失わないよ。USオープンと全豪オープンでプレーしたい。ただ、もし実現しなくても、世界の終わりというわけではないからね」とUSオープン出場に向けて、最後まで希望を失わないと語っている。

ジョコビッチはワクチン未接種のため、現状ではワクチン接種が義務であるアメリカに入国することはできない。優勝会見でも「私はワクチンを接種してないし、接種予定もないので義務が免除となるかどうか。現実的にあり得ないと思うし、あまり答えようがない」と語っている。