■3強揃って勝利は5試合ぶり トップ3が勝点3を上積みした。 J2リーグは7月2、3日に第24節が開催され、首位の横浜…
■3強揃って勝利は5試合ぶり
トップ3が勝点3を上積みした。
J2リーグは7月2、3日に第24節が開催され、首位の横浜FC、2位のアルビレックス新潟、3位のベガルタ仙台が勝利をつかんだ。仙台が6月の4試合で未勝利だったため、3チームが揃って勝利したのは5試合ぶりとなる。
横浜FCは水戸ホーリーホックとのアウェイゲームに挑んだ。序盤から決定機を許す展開で、21分に水戸FW木下康介のヘディングシュートを浴びてしまう。木下は得点ランク2位タイの9ゴール目だ。
ビハインドを背負った横浜FCだが、32分に同点とする。ボランチの和田拓也が中盤でパスカットし、そのままペナルティエリア内まで持ち込んで左足で決め切った。和田は移籍後初ゴールだ。
後半に入った57分には、エースが仕事をする。FW小川航基だ。
右サイドからのクロスを、至近距離からプッシュした。19年に在籍した古巣から奪ったゴールは4試合連続弾で、シーズン15ゴール目である。このまま2対1で押し切った横浜FCは7戦負けなしの3連勝とし、勝点を49に伸ばしている。
仙台、新潟を下したあとの試合だっただけに、メンタル的な準備が難しかったかもしれない。同点弾を決めた和田は、「上位対決で連勝した後の試合だったので、難しくなることは分かっていましたが、やっぱりちょっと相手の勢いや、プレスの強度にのまれてしまった感じはします」と振り返る。四方田修平監督も「入りが悪過ぎて、かなり相手の勢いを受けてしまった」と険しい表情を浮かべた。
それでも勝ち切るところに、横浜FCの強さがある。先行逃げ切りを勝ちパターンとしているなかで、今シーズン4度目の逆転勝利は「勝負強さの表われ」と言っていいだろう。
■新監督初采配の長崎が4位浮上
J1参入プレーオフ圏をめぐる争いでは、V・ファーレン長崎が上昇機運だ。19節から4勝2分と6戦負けなしで、今シーズン最高位の4位まで順位を上げている。
ファビオ・カリーレ監督の初陣となった今節のヴァンフォーレ甲府戦は、1対0で勝利した。前半9分の加藤大のゴールを守り切り、アウェイで勝点3をつかんだのだった。
初采配で白星を飾ったブラジル人指揮官は、「勝ったことは非常に嬉しいです」と喜びを表わし、すぐに課題をあげた。
「今後へ向けてもっともっと良くしなきゃいけない部分があります。相手陣内でボールを保持して、そこからチャンスを生み出したい」
ここ3試合はクリーンシートを達成しており、チームが土台とするべき守備が安定してきた。甲府戦では相手のヘディングシュートがバーを叩く場面もあったが、好調なチームは幸運も引き寄せるものだ。
大分も今シーズン最高位タイの7位に浮上している。今節はジェフユナイテッド千葉をホームに迎え、3対2で競り勝った。呉屋大翔が2点、長沢駿が1点と、得点源となるべき選手が揃ってゴールネットを揺らしたのは好材料だ。
4位の長崎から15位のレノファ山口FCまでが、勝点8差でひしめき合っている。今節を含めて6試合を消化する7月の戦いぶりが、どのチームにとっても大切になっていくだろう。ここで勝点を伸ばすことができるのか、それとも停滞してしまうかは、最終的な順位にも影響してくるはずだ。