7日に3団体統一戦で井上に2回TKO負けを喫する 今月7日にさいたまスーパーアリーナで行われたボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦で、井上尚弥(大橋)に敗れたノニト・ドネア(フィリピン)。試合から約3週間が経過…

7日に3団体統一戦で井上に2回TKO負けを喫する

 今月7日にさいたまスーパーアリーナで行われたボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王座統一戦で、井上尚弥(大橋)に敗れたノニト・ドネア(フィリピン)。試合から約3週間が経過し、海外メディアに改めて当日のゲームプランなどを語ったようだ。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 12ラウンドを戦い抜き、井上に判定負けした2019年以来の再戦。開始僅か264秒で決着がついた。ドネアは初回終了間際、右ストレートを被弾してダウン。終了のゴングに救われたが、2回も猛攻を受けてロープ際に追い込まれる。最後は左フックで2度目のダウン。大の字に倒れ、2回TKO負けとなった。

 この試合についてドネアは「素晴らしいゲームプランがあった」と明かしている。記事では「ジャブを打ってフェイントを入れる。ジャブ打ってフェイントを入れる……」と繰り返し「それから動き回るんだ」と、しっかり足を使うことを考えていたとコメントしている。

「自分がリング上にいる時、(妻の)レイチェルはジャブを打て、フェイントを使えと絶えず声をかけてきた」と、リングサイドから妻の激励が絶えず飛んでいたとも振り返った。だが「(米著名トレーナーの)シュガーヒル・スチュワードと取り組みもした。しかし冷静さを失い、殴り合いたくなってしまった」と、プラン通りに進めることができなかったとも明かしている。(THE ANSWER編集部)