6月25日(日本時間)に今シーズン最終戦である「クライミングW杯ボルダリング第6戦」の女子決勝が、オーストリア・インスブルックで行われた。優勝したのは、5連覇を飾った絶対女王のナタリア・グロスマン(アメリカ)。そして日本人選手の野中 生萌(…

6月25日(日本時間)に今シーズン最終戦である「クライミングW杯ボルダリング第6戦」の女子決勝が、オーストリア・インスブルックで行われた。優勝したのは、5連覇を飾った絶対女王のナタリア・グロスマン(アメリカ)。そして日本人選手の野中 生萌(無所属)が3位で表彰台に上がった。

野中は第2・第3課題に苦しみながらも、第1課題と最終課題は完登。優勝争いには食い込めなかったものの今シーズン3度目の表彰台に上った。また、伊藤ふたば(TEAM au)は、自己最高順位の4位でフィニッシュ。初の決勝進出を決めた菊池 咲希(日新火災)は6位でフィニッシュした。


ナタリア・グロスマン / ©Dimitris Tosidis/IFSC.

また年間ランキングは、1位のナタリア・グロスマンに続き、野中 生萌が2位に着けた。野中は今シーズン開幕戦でまさかの予選敗退を喫するも、その後は立て直して安定した成績を残した。

日本人選手 結果

3位:野中 生萌(無所属)
4位:伊藤 ふたば(TEAM au)
6位:菊地 咲希(日新火災)
20位:青栁 未愛(日本大学)
31位:倉 菜々子(愛知県山岳連盟)
43位:小池 はな(川口市立高等学校)

野中 生萌 コメント


© Dimitris Tosidis/IFSC.

「予選落ちから始まった今シーズン、最終的にどんな結果になるか想像も出来ませんでしたが、終わった時には銀メダルを手にしていました。私にとっては、いい意味で明確な大きな目標を立てずに試合に臨めた貴重なシーズンでしたが、試合をこなす毎に変わっていく目の前の小さな目標をしっかりと達成していき、この結果に結びつけられた事はとても嬉しく思っています。」

W杯 年間ランキング(ボルダリング女子)


Photo by JMSCA

1位:ナタリア・グロスマン(USA)
2位:野中 生萌(JAPAN)
3位:ブルック・ラバトゥ(USA)
4位:伊藤 ふたば(JAPAN)
5位:ハンナ・ミュール(GERMANY)

The post 【ボルダリングW杯 第6戦】女子・野中 生萌が3位で表彰台。年間ランキングを2位で締めくくる! first appeared on FINEPLAY.