<卓球 WTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日>本戦3日目の18日、女子ダブルス準決勝で伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)が、蒯曼/陳熠(中国)をゲームカウント3-1で下し、決勝進出を決めた。ダブルス世界ランク2位"みまひな…

<卓球 WTTコンテンダーザグレブ 6月13日~19日>

本戦3日目の18日、女子ダブルス準決勝で伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)が、蒯曼/陳熠(中国)をゲームカウント3-1で下し、決勝進出を決めた。

ダブルス世界ランク2位"みまひな"の準決勝の相手は、中国の若手ペア、18歳の蒯曼&17歳の陳熠。2019年世界ジュニア選手権では団体戦の主力として活躍し、決勝で日本チームを下して優勝に導いた有望株の二人だ。

第1ゲーム、序盤はリードを許すも、中盤から伊藤の変化レシーブと早田のフォアドライブが決まり10-7とゲームポイントを握ったみまひな。

ここから中国ペアが粘りを見せたが、7度目のゲームポイントをものにして、みまひなが16-14で第1ゲームを先取した。

第2ゲームは早田のドライブがブロックで返され、伊藤も攻撃のミスが出て7-11で落としたが、第3ゲームは伊藤の強烈なバックカウンターなども決まり、11-5で奪い返す。

レシーブでの引き出しの多さ、攻めの展開でのコース取りの巧さで上回ったみまひなが第4ゲームも8-1と大量リード。

その後、5連続失点で追い上げられたものの、最後は相手のレシーブがオーバーして11-7で勝利。世界2位の実力を発揮し、勢いに乗る若手ペアを退けた。

蒯曼・陳熠 Photo:World Table Tennis

伊藤美誠 早田ひな Photo:World Table Tennis