<写真・試合後、佐藤総監督の遺影とともに撮影に応じる選手たち>6月16日、関西大学たかつきアイスアリーナにて第71回関西…


<写真・試合後、佐藤総監督の遺影とともに撮影に応じる選手たち>

6月16日、関西大学たかつきアイスアリーナにて第71回関西学生氷上競技選手権大会が行われ、関学は龍谷大と対戦。8-0の完勝を収めた。
勝たなければならない理由がまた1つ増えた。先週9日に他界した佐藤総監督を悼み、この日は喪章を肩につけた弔い戦。特別な思いを胸に迎えた第1ピリオド(P)、開始早々自陣左サイドからロングシュートを放つなど、果敢に先制のチャンスを伺う。試合が動いたのは同6分、FW三浦(商4)のアシストを受けたFW岩舩(教3)がゴール前での混戦を制すると、これが先制点に。さらにわずか30秒後、不意を突くオフェンスでGKと1対1のチャンスを得たFW宮本(国2)が、真正面にシュート。その後も好機を演出し続け、3-0で第2Pへ突入した。開始直後にFW今井(教3)の狙い定めたシュートや相手DFのニーイングにより、関学は優位な試合展開を繰り広げる。一度勢い付いた戦士たちはこれだけでは終わらない。FW中植(社4)がスクリーンからの技ありゴール、また、宮本がGK正面からキーパーの隙を突くシュート。このPだけで相手に与えたシュートはわずかに1本と、チームは格上の力をみせつける。迎えた最終P。先ほどとは打って変わって、PPでチャンスをつかむ場面もあったものの、なかなか得点に結びつかない。突破口を開いたのはFW東尾(法4)だった。懐の深いシュートを放ち、貴重な追加点を挙げる。さらに、残り時間41秒でFW細木(教1)が待望の公式戦初ゴールを記録し、8-0で試合終了。下級生から上級生までの全員が得点に絡み、理想の形で関西インカレ初戦を締めくくった。 関学アイスホッケー部を切り開いてくれた佐藤総監督へ捧ぐ、特別な白星。天から見守ってくれる恩師へ、三日月戦士たちは必ず「関西制覇」を報告してみせる。
次戦は6月21日、同会場にて第71回関西学生氷上競技選手権大会3回戦行われ、関学は関大と対戦する。

試合後のコメント
中植昌大主将「きょうは佐藤総監督の思いも背負い、必ず勝たなければならない試合だった。5月に行った龍谷大との練習試合では、関学ペースで勝ち切ることができたので、きょうも勝つ自信があった。試合内容についてはあまり満足しきれていない。キャプテンとして毎試合ハットトリックを目指すくらいの気持ちで、挑まなければならないと改めて感じた。(次の試合について)関関戦で負けた悔しさを、ついに晴らす時がきた。関大を倒すことが僕たちの目標なので、絶対にリベンジを果たしたい。佐藤総監督に1つでも多くの勝利を捧げ、関西制覇を報告できるよう頑張りたい」