エジプトサッカー協会(EFA)は16日、エジプト代表のエハブ・ガラル監督(54)の解任を発表した。 ガラル監督は、カター…
エジプトサッカー協会(EFA)は16日、エジプト代表のエハブ・ガラル監督(54)の解任を発表した。
ガラル監督は、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃したことで退任したカルロス・ケイロス監督の後任として4月に就任した。
そのエジプト代表は6月のインターナショナル・マッチデー(IMD)でアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)の予選2試合と親善試合1試合を実施。予選ではギニア代表に1-0で勝利したものの、エチオピア代表には2-0で敗戦。さらに韓国代表との親善試合では4-1と大敗。モハメド・サラーなど一部主軸はいなかったとはいえ、この事態を重く見た結果、解任となった。
EFAは声明で、「外国人監督と交渉する」と発表。パリ・オリンピックを目指す世代も外国人監督を招へいするとしている。
エジプト人指揮官のガラル監督は、ザマレクやアル・アハリ・トリポリなど国内クラブを指揮。ピラミッドFCを率いていた中で、代表監督に就任していた。
声明の中で解任理由について「厳しい状況下で働いてくれたことに非常に敬意を表し、エハブ・ガラル監督に感謝したい」とし、「彼に謝罪したいのだが、プレッシャーが大きすぎることもあり、誰もが代えたほうが良いと思っていた」と、この先のことを考えての早期決断だったとした。