男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は15日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのD・メドベージェフが世界ランク39位のD・ゴファン(ベルギー)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を決めた。…

男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は15日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのD・メドベージェフが世界ランク39位のD・ゴファン(ベルギー)を6-3, 6-2のストレートで破り、初戦突破を決めた。試合後、メドベージェフは「素晴らしい試合だった」と語った。
前週のリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)では、決勝で世界ランク205位のT・ファン・ライトーフェン(オランダ)にストレートで敗れ、優勝を逃したメドベージェフだったが、13日に更新されたATP男子世界ランキングで1位に浮上。
この日は、4度目の顔合わせとなるゴファン相手に第4ゲームでブレークに成功し3ゲームを連取。このリードを守りきって第1セットを先行する。
続く第2セット、勢いに乗るメドベージェフは第1ゲームからブレークを奪うと、第3ゲームでもブレークに成功し4ゲームを連取。このまま守りきり、約1時間10分で同一戦を制した。
男子プロテニス協会(ATP)は公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載。次のように試合を振り返った。
「素晴らしい試合だったよ。ダビド(ゴファン)はトリッキーな選手だ。第1セットはいつもの芝コートのように、本当にタイトだった。今日は最後までこの勢いを保つことができたので、それで十分だと思う」
「クレーシーズンは精神的にかなり苦労するので、僕にとってはタフなんだ。ローラン・ギャロスの後はいつも少し体力を消耗しているような気がする。でも今季は(手術の影響で)クレーシーズンは2大会プレーしただけで、例年よりフレッシュになっているのは間違いない」
勝利したメドベージェフは2回戦で世界ランク42位のI・イヴァシカと対戦する。
なお、今大会の第1シードはメドベージェフ、第2シードはS・チチパス(ギリシャ)、第3シードはA・ルブレフ、第4シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第5シードはH・フルカチュ(ポーランド)、第6シードはP・カレノ=ブスタ(スペイン)、第7シードはR・バウティスタ=アグ(スペイン)、第8シードはK・ハチャノフとなっている。