2022年6月16日~19日 岸和田競輪場「第73回高松宮記念杯競輪」G1昨年に続き岸和田競輪場を舞台に、第73回高松宮記念杯競輪G1が6月16日から4日間の日程で開催されます。東西に分かれる勝ち上がりが最大の特徴で、さらに「雨の宮杯」とし…

2022年6月16日~19日 岸和田競輪場
「第73回高松宮記念杯競輪」G1

昨年に続き岸和田競輪場を舞台に、第73回高松宮記念杯競輪G1が6月16日から4日間の日程で開催されます。東西に分かれる勝ち上がりが最大の特徴で、さらに「雨の宮杯」として知られ、この時期の気候にも左右される戦い。今年のグランプリ出場権をすでに手にしている古性優作が、巧みなレース運びを武器に、地元のG1戦を制するか。好調をキープしている松浦悠士や郡司浩平、いかなる状況をも打開する力のある平原康多、最強の追い込み佐藤慎太郎といったS級S班をはじめとした、東日本、西日本地区の精鋭が、バンクを疾走します。

※前検日レポートでは、初日の東・西特別選抜予選出場選手を中心にピックアップします。

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【高松宮記念杯競輪(初日)11R=東・特別選抜予選】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/吉田拓矢(SS・茨城107期)
4/新田祐大(S1・福島90期)
5/宿口陽一(SS・埼玉91期)
6/和田健太郎(S1・千葉87期)
7/平原康多(SS・埼玉87期)
8/諸橋愛(S1・新潟79期)
9/深谷知広(S1・静岡96期)

並びは
4新田—1佐藤
9深谷—2郡司—6和田
3吉田—7平原—5宿口—8諸橋

日本選手権でのケガから復帰した新田祐大に、佐藤慎太郎が付く福島ライン。
深谷知広には郡司浩平、和田健太郎と結束する南関東勢。
関東は4車がまとまり、吉田拓矢を先頭に、平原康多、宿口陽一、諸橋愛が連携する。
ラインの長さを活かす関東勢に、新田、深谷のラインがどう戦うのかに注目が集まる一戦となりそうだ。
※東・特別選抜予選の1着から4着までの4名、東・一次予選の1着5名の計9名が2日目の青龍賞に進出します。

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1番車:佐藤慎太郎(福島78期)

佐世保(全プロ記念)、取手(記念)と決勝に乗れていないので、負ける悔しさを味わって、さらに負けたくない気持ちになりました。少し疲れていますが、走ることに喜びを感じていますし、上位で走れるうちに、しっかり走りたいと思っています。初日は、新田(祐大)に任せて、きっちり離れないようについていきたいと思います。



2番車:郡司浩平(神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

体調は変わらず。前走の全プロ記念は、迷いながらのレースになってしまった部分があるので、今回はそこをしっかり修正できるようにしていきたいと思います。いつも通り練習ができ、体調は問題ないです。一走、一走、レースに集中して、最低限決勝に乗れるように頑張ります。初日は、深谷(知広)さんの2番手で走ります。



3番車:吉田拓矢(茨城107期)

(取手記念は)準決勝、決勝とレース内容がよくなかったと思っています。取手以降、練習はしっかりできたので状態は問題ないと思います。走るからには、優勝を目指して。初日は、自力で頑張りたいです。



4番車:新田祐大(福島90期)

ダービー前検日の落車しましたが、リハビリをして、自転車にもしっかり乗ることができ、思った以上に早く回復できました。毎日変化する体調の中の限界値を常にトレーニングする形で、先週からは普通通りのトレーニングをこなせています。最強のメンバーの中で、どれだけ通用するのか。自分を試す機会になるのかなと思います。初日は、しっかり(佐藤)慎太郎さんに後ろを守ってもらいながら、自分のやるべきことをやっていきたいと思います。自力です。



5番車:宿口陽一(埼玉91期)

昨年の宮杯を獲った後の半年は、納得のできるいいレースが多かったのですが、今年に入ってからは全然いいレースがなかった。ここまで早かったです。前々に行く気持ちが出てきたし、自力も出せているので、状態は上向いてきていると思います。初日は、関東の3番手です。



6番車:和田健太郎(千葉87期)

岸和田を走るのが昨年の高松宮記念杯ぶりで、2日目で終わったので今回は最終日まで走れたらと思っています。初日は、迷わず南関の3番手にいきたいと思います。



7番車:平原康多(埼玉87期)

佐世保(全プロ記念)の前に、オーバーワークだったのか、身体が思うように動かなくなったのを無理やり走った形になりました。すぐにケアをして、しっかり練習をやってきたので、不安はないです。初日は、吉田拓矢の番手になりました。



8番車:諸橋愛(新潟79期)

体調は、問題ないです。(今回の東特選は)初日に4人いるのが分かっていたので、その様に走り方などを考えながらスケジュール通り練習しました。初日は、関東の4番手を固めます。



9番車:深谷知広(静岡96期)

京王閣F1以降、予定通り練習できています。しっかり自分のレースを心がけたい。チャンスのある位置で戦えているので、チャンスをものにできるように準備をしたいと思います。初日は、任せてもらえそうなので、南関ラインの前で頑張りたい。自力です。

◆高松宮記念杯競輪G1
初日12レース=西・特別選抜予選は次ページへ→→→

【高松宮記念杯競輪(初日)12R=西・特別選抜予選】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/井上昌己(S1・長崎86期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/太田竜馬(S1・徳島109期)
5/東口善朋(S1・和歌山85期)
6/野原雅也(S1・福井103期)
7/浅井康太(S1・三重90期)
8/山田庸平(S1・佐賀94期)
9/清水裕友(SS・山口105期)

並びは
6野原—1古性-5東口
8山田—2井上
4太田—3松浦—9清水
7浅井(単騎)

野原雅也を先頭に、古性優作と東口善朋の3車が連携する近畿ライン。
着実に力をつける山田庸平に、井上昌己が付く九州2車。
好調の太田竜馬に、松浦悠士、清水裕友が結束する中四国ライン。
浅井康太は単騎の競走となった。
レースの組み立てにバリエーションが増した太田が、S級S班の2人を連れてどのような戦いをするのか。
グランプリ覇者を番手に据えた野原の動きは? 好調の山田や、単騎の競走も苦にしない浅井の動向も気になるところだ。
※西・特別選抜予選の1着から4着までの4名、西・一次予選の1着5名の計9名が2日目の白虎賞に進出します。

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1番車:古性優作(大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

日本選手権以降、感触はよくなかったのですが、修正できたかなと思います。自転車との一体感を意識して、長い時間向き合おうと思い、しっかり向き合ったので、楽しみです。直前の練習の感じも悪くない。しっかり決勝に乗れるように、一戦一戦を頑張ります。初日は(野原)雅也の番手です。



2番車:井上昌己(長崎86期)

函館記念の後、体調を崩したのですが大丈夫です。徐々にタイムを上げていって、以前と変わらない感じになったと思います。一走、一走、しっかり頑張るだけ。初日は、(山田)庸平に任せて後ろを回ります。



3番車:松浦悠士(広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

脚の感触は、ダービーから変わらずにいいです。取手記念以降はここまで、いつも通りにやってきて状態はかなりいい。自分のできることを精一杯やるだけですし、優勝したいと思っています。初日は、太田(竜馬)君の番手にいきたいと思います。



4番車:太田竜馬(徳島109期)

取手記念は結果がよくなかったのですが、よくなかった結果が収穫になったので、今回に活かせると思います。いつも通り練習してきました。初日は、自力で頑張ります。



5番車:東口善朋(和歌山85期)

地元和歌山F1から中3日なのですが、疲れを残さないように練習をしてきました。前走は、自分の思っているようにはできなかったですが、結果を求めて走りたかったので(優勝は)良かったのかなと思います。初日は、野原君、古性君の3番手に付くのですが、置いていかれず勝負できるように頑張ります。



6番車:野原雅也(福井103期)

しっかり練習ができて、調子自体は悪くないと思うので、一生懸命、頑張りたいです。ずっと良くないので、ここからいい方向にもっていけるように、しっかり頑張りたい。初日は、近畿の先頭で頑張ります。自力です。



7番車:浅井康太(三重90期)

いつも通りしっかり乗り込んできました。初日は、単騎で走ります。



8番車:山田庸平(佐賀94期)

前走の別府F1は、日程が詰まっていましたが、体は動いていたと思います。少しずつ結果が出てきたことが自信になっています。一戦一戦を積み重ねていけたらと。初日は、(井上昌己の)前で責任を持って走りたいと思います。



9番車:清水裕友(山口105期)

ここに向けてしっかりやってきました。前半1、2月は思うようにいかないことが多かったのですが、ウィナーズカップの優勝をきっかけに、ダービーの決勝にも乗れて、立て直せている雰囲気があるので、その流れのままいきたいと思っています。初日は、太田(竜馬)君の3番手です。

◆高松宮記念杯競輪G1
初日ピックアップは次ページへ→→→

\第73回高松宮記念杯競輪(初日)の注目選手ピックアップ!/

【高松宮記念杯競輪(初日)1R=東一次予選】


119期の代表のつもりで頑張ります
1番車:吉田有希(茨城119期)

(G1初出場で)119期、僕だけ。119期の代表のような気持ちで来ました。力を最大限に発揮しないと3着以内に入れないし、気持ちが弱くなると勝たせてもらえない戦いになると思います。調子は、崩していた一時期よりはいいです。一戦一戦、力を出し切り、ラインで決められるように頑張りたいです。

【高松宮記念杯競輪(初日)4R=西一次予選】


地元G1で1年間の成果を
1番車:神田絋輔(大阪100期)

佐世保では、自転車のセッティングを大幅に変えたのですが、全然ダメだったので、元に戻して、ここに向けて練習をやってきました。今まで以上にいい感じに仕上がっていると思います。地元でのG1、ここへ向けて1年間やってきているので、いい結果を出せるように頑張ります。

【高松宮記念杯競輪(初日)6R=西一次予選】


手応えを掴みたい戦い
7番車:町田太我(広島117期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

前走の広島F1の優勝は、ここに向けていい弾みになりました。練習の感触が良かったので楽しみです。今回でG1戦の手応えを掴みたいです。しっかり戦いたいと思います。

【高松宮記念杯競輪(初日)8R=西一次予選】


主導権を握る競走を目指す
7番車:石原颯(香川117期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

ここ最近は、バックを取る競走ができているので、いい感じだと思います。取手記念以降は、何も変えずにいつも通り練習をしてきました。岸和田バンクは初出走。主導権の取れる走りをしたいと思います。

【高松宮記念杯競輪(初日)6R=東一次予選】


準決勝突破を胸に
5番車:新山響平(青森107期)

佐世保(全プロ記念)は、展開が向いていい結果になったのですが、SPR賞で3着までには粘り込みたかったです。練習は、ナショナルチームでみっちりやってきました。感触は、悪くないと思います。準決勝で勝ちきれないのが課題でもありますが、ラインみんなで勝ち上がれるように、気を引き締めて頑張りたいです。

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【高松宮記念杯競輪G1・プレイバック】
2021年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:宿口陽一
2020年6月高松宮記念杯競輪(和歌山)
優勝:脇本雄太
2019年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:中川誠一郎
2018年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:三谷竜生
2017年6月高松宮記念杯競輪(岸和田)
優勝:新田祐大

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