男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は13日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク99位のJ・ドレイパー(イギリス)が第4シードのT・フリッツ(アメリカ…

男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は13日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク99位のJ・ドレイパー(イギリス)が第4シードのT・フリッツ(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで破り、2年連続の初戦突破を果たした。
ドレイパーはこの試合、ファーストサーブが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得。フリッツに1度もブレークを許さず、37分で第1セットを先取。
続く第2セット、序盤で2ゲームを連取したドレイパーは第5ゲームでブレークに成功し1時間12分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでドレイパーのコメントを紹介している。
「皆さん、応援ありがとう。キャリアをスタートしてから、これほど多くの人の前でプレーすることはあまりなかったので、昨年の経験が今日に役立っていると思う。緊張はまだあるけど、今日の自分のプレーには満足している」
勝利したドレイパーは2回戦で世界ランク56位のE・ルースブオリ(フィンランド)と同86位のQ・アリス(フランス)の勝者と対戦する。
同日には、第7シードのM・チリッチ(クロアチア)、世界ランク21位のA・デ ミノー(オーストラリア)、同22位のG・ディミトロフ(ブルガリア)らが2回戦に駒を進めた。