オランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(26)はインテル加入からわずか1年ながら売却される可能性が高いようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えている。 昨夏に開催されたユーロ2020で注目を集め、大会後の8月にPSVからインテルへと…

オランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(26)はインテル加入からわずか1年ながら売却される可能性が高いようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えている。

昨夏に開催されたユーロ2020で注目を集め、大会後の8月にPSVからインテルへと加入したダンフリース。今季のチームはセリエA連覇こそ果たせなかったものの国内カップ戦2冠を達成し、ダンフリース自身は不動の右ウィングバックとして1年目から公式戦通算45試合5得点7アシストを記録するなど大きく活躍していた。

しかし、財政難のインテルは26歳のサイドプレーヤーを必ずしも売却不可とは位置付けていない模様で、これまでにもドイツの絶対王者バイエルンや、同胞の指揮官エリク・テン・ハグ監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が寄せられていた。

『カルチョ・メルカート』によると、ジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)らインテル首脳陣は、ダンフリースに対して適切な金額のオファーが届けば即座に売却に踏み切る可能性が高いとのことで、移籍金は4000万ユーロ(約56億6000万円)以上を目論んでいるとされている。

先日開幕した2022-23シーズンのUEFAネーションズリーグ(UNL)でも、オランダ代表不動のレギュラーとして3試合2得点を記録しているダンフリース。今秋のカタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍が期待される実力者だが、わずか1年でイタリアの地を去ることになるのだろうか。