女子テニスで世界ランク37位のE・スイトリナ(ウクライナ)は、9日にSNSを更新。ロシアからの侵攻を受ける祖国ウクライナを支援するための特設サイト『United24』のアンバサダーに就任したことを公表した。スイトリナはインスタグラム上で、…

女子テニスで世界ランク37位のE・スイトリナ(ウクライナ)は、9日にSNSを更新。ロシアからの侵攻を受ける祖国ウクライナを支援するための特設サイト『United24』のアンバサダーに就任したことを公表した。
スイトリナはインスタグラム上で、ウクライナの元サッカー選手アンドリー・シェフチェンコとの写真を投稿し、次のように長文をつづった。
「昨日、ゼレンスキー大統領とズーム通話をしました。素晴らしいニュースです。私は今、正式にUnited24の資金調達プラットフォームのアンバサダーに就任しました。私は常に誇り高きウクライナ人であり、祖国の名の下に勝利をもたらしてきました。今日、この卑劣で残酷で無慈悲な敵に直面しているとき、私は同様に脇に立つことはありません。祖国が最も重要な戦いに勝利するために、私は自分の力の及ぶ限りのことをするつもりです。今度はテニスコートの外で」
「人々に希望を与え、生き残り、反撃するための活動の一端を担えることを光栄に思っています。ウクライナの医師や救急隊員は命をかけて紛争地帯に駆けつけ、人命を救っていますが、医療品や最新の機器を必要としています。私は日々犠牲を払っている彼らに最大限の敬意を表し、支援しています。ですから、まさにここに私の活動の焦点を合わせようと思っています」
「私の同僚で、先にこのプラットフォームに参加したウクライナ人のアンドリー・シェフチェンコと共に、医療支援の方向で世界のコミュニティを団結させるために全力を尽くします」
27歳のスイトリナは今季、1月の全豪オープンで3回戦敗退となると、その後は3月のアビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA250)で8強入りを果たしている。
その後は夫で男子テニスのG・モンフィス(フランス)との間に第一子を授かったことを報告していた。