6月5日に東京競馬場で行われる第72回安田記念(GI、芝1600m)のデータを紹介する。
昨年のNHKマイルCを制して挑んだ安田記念が3着だったシュネルマイスター、4連勝で前走・東京新聞杯を優勝しているイルーシヴパンサー、今年のサウジ・1351ターフスプリントで重賞2勝目を挙げたソングライン、昨年の朝日杯フューチュリティS2着馬の3歳馬セリフォス、一昨年のホープフルS覇者ダノンザキッドらが出走を予定している。
◆【動画プレーバック/安田記念2021】前走天皇賞・秋が最下位のダノンキングリーが復活、女王グランアレグリアを破りGI初制覇
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
■前走・同距離の臨戦過程に注目
過去10年、2勝で並ぶのが前走・京王杯スプリングC組【2-2-1-25】、前走・高松宮記念組【2-0-0-5】、前走・ダービー卿チャレンジT組【2-0-0-8】。しかし、近年は馬券に絡むケースが減り、今年の出走馬を見渡しても、過去の好走馬ほどプッシュできる戦績でもない。
京王杯SC 【2-2-1-25】 勝率6.7%、連対率13.3%、複勝率16.7% 高松宮記念 【2-0-0-5】 勝率28.6%、連対率28.6%、複勝率28.6% ダービー卿CT 【2-0-0-8】 勝率20.0%、連対率20.0%、複勝率20.0% マイラーズC 【1-0-5-33】 勝率2.6%、連対率2.6%、複勝率15.4% 天皇賞・秋 【1-0-0-0】 勝率160.0%、連対率160.0%、複勝率160.0% 安土城S 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0% ドバイDF 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%
そこで前走距離の戦績を見ると、安田記念と同距離の前走・1600m組は【3-6-6-69】、1F短縮の前走・1400m組が【3-2-1-28】で最多3勝。馬券内でいれば過去10年で15頭の前走・1600mが強い。
とくに前走・1600m組は昨年の1番人気2着グランアレグリア、4番人気3着のシュネルマイスター、2020年の1番人気2着アーモンドアイ、2番人気3着インディチャンプ、19年の4番人気優勝のインディチャンプ、3番人気2着のアエロリット、18年の5番人気2着アエロリットと、4年連続で馬券に絡んでいる。
イルーシヴパンサー、ソングライン、セリフォス、ソウルラッシュなど、同距離の臨戦過程を踏んできた馬には注目したい。とくに【0-4-0-11】と2着止まりも4連対の前走・ヴィクトリアマイル組、【1-0-5-33】と3着率が高い前走・マイラーズC組は面白い。
とりわけ注目は前走・マイラーズC組だ。前走・ヴィクトリアマイル組の4連対のうち2頭はグランアレグリアとアーモンドアイの歴史的名牝によるものだが、前走・マイラーズC組は、2015年にクラレントが12番人気3着、13年にダノンシャークが12番人気3着、12年にコスモセンサーが15番人気3着と、穴馬の激走がある。前述のソウルラッシュはもとより、2着のホウオウアマゾン、5着のエアロロノア、7着のカラテにも食指が動く。
◆【安田記念2022/脚質傾向】有力馬に不安データ グランアレグリアやアーモンドアイも「差し損ね」
◆【安田記念2022/人気傾向】1人気はオッズ3倍以上で“黄信号”に 混戦レースで軸にすべきは…
◆【日本ダービー(東京優駿)2022予想/穴馬アナライズVol.2】単勝“10人気”前後の爆穴 「距離延長は大歓迎のクチ」
文・SPREAD編集部