井上尚弥の一撃に米興奮 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が、6月7日にさいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と3団体王座統一戦を行う。米興行大手・トップランク社は、昨年…

井上尚弥の一撃に米興奮

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が、6月7日にさいたまスーパーアリーナでWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と3団体王座統一戦を行う。米興行大手・トップランク社は、昨年6月に挑戦者マイケル・ダスマリナス(フィリピン)を葬った左ボディーの動画を公開。リングサイドから撮られた恐ろしいシーンに対し、海外ファンから「リングの冷徹な殺し屋だな!」と興奮の声が再び巻き起こった。

「ドスッ!」と鈍い音が響いた。3回、井上が防戦一方の挑戦者に左ボディーをお見舞い。ダスマリナスはカメラの目の前で倒れた。ロープに寄り掛かり、苦しそうな表情。立ち上がったが、再び井上の左ボディーが炸裂した。3回TKO勝ち。王者は余裕の表情で会場の歓声に応えた。

 動画を公開したトップランク社公式インスタグラムは、文面で「イノウエのモンスター級ボディーショットを聞いてみよ」と紹介。残酷な一撃に対し、米ファンからは「この男は容赦ない」「P4P世界最高。ナオヤ・イノウエ」「リングの冷徹な殺し屋だな!」「彼はNo.1だ」「このボディーショットは効くな」「THE MONSTER!!!」とコメントが相次ぎ、戦慄を走らせた様子だ。

 2年7か月ぶりに再び拳を交える井上とドネア。海外でも興行ムードが高まりつつある。(THE ANSWER編集部)