■オープニング 5.15wave名古屋大会にて脞内骨内側高原骨折、外側ハムストリングス部分断裂、膝窩筋部分断裂、大腿骨内顆骨折傷で全治2ヶ月と診断された桜花由美がリング下からファンに向けて「次の15周年の時に完全復帰したい」と挨拶。 ■コ…

■オープニング

5.15wave名古屋大会にて脞内骨内側高原骨折、外側ハムストリングス部分断裂、膝窩筋部分断裂、大腿骨内顆骨折傷で全治2ヶ月と診断された桜花由美がリング下からファンに向けて「次の15周年の時に完全復帰したい」と挨拶。

■コミカルブロック公式戦(15分1本勝負)

△ハイビスカスみぃ<1分>(13分40秒、ダブルフォール)松本都△<2分=2点>

コミカル特別ルール「13分目でスローモーションルールが1分間発動」。15分1本勝負で行われる中、残り時間2分になるとリング上ゆっくりとした時間が流れるスローモーション。この時間帯をどう戦うかにより勝敗が左右される。
 

タンクトップ・短パン・ウエストポーチにビーチサンダルで入場してきたハイビスカスみぃ。その姿にツッコミを入れる松本。するとみぃは…

「話せば長くなるんですけど、私、今日沖縄から来たんです。さっき空港に着きましてスーツケースを預けたけど、受け取るのを忘れてコスチュームないし化粧道具もない。なんなら財布もない。でも試合に穴あけたわけじゃないし、別に何着てようが試合できるから気にしないでください。かかってこい!」と話し強引に試合をスタートさせる。

途中でビーチサンダルが脱げ客席から笑いがもれるが試合は続行。ここでみぃが歌唱対決を提案。歌に自信がある松本も了承し、松本が「崖のふちの歌」を歌う。1コーラス終わりでみぃが「ど素人やないかい!」と殴りかかり松本を場外へ。その後はプロレスらしい展開。

みぃが逆エビ固めで締め上げると松本は「ニヤニヤしてんじゃねぇ、応援して応援」と客席に暴言を吐く。

みぃは松本をロープに張り付けにすると裸足で顔を踏みつけていく。衛生的にも精神的にも良くない攻撃で松本を追い込んでいくみぃ。

そんなこんなで13分が過ぎてスローモーションが発動!両者、逆さ押さえ込みを狙うが、その体勢が崩れコーナーのTommyレフェリーの元へ。するとTommyレフェリーが「あっち行け〜」と2人を突き飛ばしダブルフォールの体勢。そのまま3カウントが入り、引き分けとなった。

■コミカルブロック公式戦(15分1本勝負)

△旧姓・広田さくら<2分=2点>(12分5秒、両者リングアウト)米山香織△<1分=1点>

5.15名古屋大会にて松本都と引き分け勝ち点1の旧姓・広田さくら。対する米山香織はこの日がCATCH THE WAVE 2022の初戦。

コミカルブロックとは思えない固い握手で試合がスタート。序盤、これまたコミカルブロックとは思えない真剣な技の攻防を繰り広げる両者。

その均衡を打ち破ったのは米山。広田の鼻を掴み「やめろよ」と言われたにも関わらずキャメルクラッチからの鼻フック。

10分が経過し、米山は広田をリング下に落とす。リングに戻ろうとする広田を阻止する米山だがカウント9でリング内に戻る。広田はコーナーの米山をリング外に押し出しロープ渡り。そこから花道にアームホイップ。

場外カウントが進む中、両者リングに戻ることはできずドロー。

そして試合後、今回も吐血した広田。広田は「こんなにリング汚しやがって、モップ持ってこい!」と逆ギレ。すると米山と優宇が広田をモップ代わりにしリング内を清掃した。

<インフォメーション>
いよいよ『CATCH THE WAVE 2022』も5.22大阪大会、5.29ディアナ道場と中盤戦に突入。詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください。
なおプロレスリングWAVEオフィシャルショップ【Shop-ZABUN】では、チケット、所属選手オリジナルグッズや各種グッズ、DVD等販売中。

記事/小宮 登
編集/大楽 聡詞
写真/プロレスリングWAVE