ヤンキースが7月のトレード期限までにレンジャーズのダルビッシュ有投手の補強に動く可能性があると米複数メディアが伝えている中で、ダルビッシュ獲得が実現すれば、来季以降にポスティングシステム(入札制度)を経てメジャー移籍する可能性がある日本ハム…

ヤンキースが7月のトレード期限までにレンジャーズのダルビッシュ有投手の補強に動く可能性があると米複数メディアが伝えている中で、ダルビッシュ獲得が実現すれば、来季以降にポスティングシステム(入札制度)を経てメジャー移籍する可能性がある日本ハム・大谷翔平投手の契約に前進するかもしれないと地元メディアが報じている。二ュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」が“予想”している。

■現地でダルビッシュ獲得の可能性が報じられているヤンキース

 ヤンキースが7月のトレード期限までにレンジャーズのダルビッシュ有投手の補強に動く可能性があると米複数メディアが伝えている中で、ダルビッシュ獲得が実現すれば、来季以降にポスティングシステム(入札制度)を経てメジャー移籍する可能性がある日本ハム・大谷翔平投手の契約に前進するかもしれないと地元メディアが報じている。二ュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」が“予想”している。

 現在、ア・リーグ東地区で首位争いを演じているヤンキース。リーグ制覇やワールドシリーズ制覇に向けて、今季限りでレンジャーズとの契約が満了するダルビッシュを7月のトレード期限までに獲得する可能性が浮上している。実現すれば、先発ローテーション補強の大きな目玉となるが、新たな日本人エースの加入は二刀流の獲得にもつながる可能性があると米メディアはレポートしている。

「NJ.com」は記事で「エースの実力を持つダルビッシュをレンタル的に獲得する考えも理に適っているが、ヤンキースには2017年とそれ以降に向けてテキサスのスターを狙う別の理由もある。日本のベーブ・ルースとして知られるショウヘイ・オオタニとの関係から、である」と伝えている。

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■田中も残留なら「日本人先発トリオ」が超名門球団で実現?

 オフに合同自主トレも行っているダルビッシュと大谷。同メディアはその関係性に着目したのか、「ヤンキースにとっては、トレード期限にダルビッシュを補強、もしくはFAでダルビッシュを獲得することで、ベーブ・ルースと比較される選手との契約に追い風となる」とレポートしている。

 また田中将大投手も今季限りで契約を破棄し、FAとなれる「オプトアウト」の権利を持っているが、今季は5勝2敗ながら防御率5.80と苦戦。好成績を残せなければ来季残留となる可能性が高い。

 ダルビッシュ、田中、そして大谷という「日本人先発トリオ」が超名門球団で実現するのか――。NYメディアの注目度も高まっている。