バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長とシュツットガルトのアレクサンダー・ウェラ会長が火花を散らしている。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。 ブンデスリーガの最終節前の段階で、昇格・降格プレーオフ圏内の16位に沈んでいたシュツットガル…

バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長とシュツットガルトのアレクサンダー・ウェラ会長が火花を散らしている。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。

ブンデスリーガの最終節前の段階で、昇格・降格プレーオフ圏内の16位に沈んでいたシュツットガルトだが、14日に行われた最終節ケルン戦では、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにDF伊藤洋輝のアシストからキャプテンのMF遠藤航が劇的な決勝ゴール。残留圏内の15位だったヘルタ・ベルリンがドルトムントに敗れたことで、逆転での残留を決めていた。

最終節の後半アディショナルタイムでの決勝ゴールということで、遠藤の得点直後にはスタンドのファンも大盛り上がり。試合直後には興奮冷めやらぬファンがピッチになだれ込み、選手たちと一緒に喜びを爆発させていた。

これに噛みついたのがヘーネス名誉会長だ。「シュトゥットガルトの人たちは自分たちがワールドカップで優勝したと勘違いしているんだ。ただ降格しなかっただけなのに」と発したのだ。

これに対し、シュツットガルトのウェラ会長も反撃。バイエルンはすでに10連覇を決めていたが、「バイエルンの祝賀会での態度を見て、彼らは10位になったのではないかと思った。“10度目の王者”ではなくね」と皮肉っている。

【動画】バイエルンの名誉会長に揶揄されたシュツットガルトの残留決定直後の様子



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— VfB Stuttgart (@VfB) May 14, 2022