女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)に第1シードとして出場する世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)は大会前の記者会見に登場。「今は、とにかく自分のレベルが高いと感じている」と語った。…

女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)に第1シードとして出場する世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)は大会前の記者会見に登場。「今は、とにかく自分のレベルが高いと感じている」と語った。
>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<
>>BNLイタリア国際 女子組合せ・結果<<
会見に登場したシフィオンテクは「今年出場した大会では、ハードコートでもっといいテニスができることが分かった。クレーコートへの移行は、いつもは“おっ、クレーコートだ、やっといいプレーができる”といった感じだったので、今年はかなり違うわ」とコメント。
シフィオンテクは今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で優勝。4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)では4大会連続優勝を達成し、今季4度目のツアータイトルを獲得した。
しかし、出場予定だった前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は右肩の負傷により欠場。今大会はそれ以来の公式戦となる。
負傷明けとなったものの、ハードなトレーニングをしたことを明かしたシフィオンテクは「休んだのに練習がとてもハードでかなり変な感じだわ。でも、うまくいけば、もっとパワーアップして、次の大会ではもっといいプレーができるようになるはずだ」と述べた。
シフィオンテクは初戦となる2回戦で世界ランク43位のA・リスケ(アメリカ)と同48位のS・ロジャース(アメリカ)の勝者と対戦する。
また、ここ3ヶ月間負けなしの女王シフィオンテクは連勝記録を23とし、2021年の大坂なおみに並んでいる。そのため、初戦突破を決めた場合、24連勝となり大坂の記録を超えてV・ウィリアムズ(アメリカ)J・エナン(ベルギー)に並ぶこととなる。
【2000年以降の連勝記録】
1.V・ウィリアムズ 35連勝(2000年)
2.S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
3.J・エナン32連勝(2008年)
4.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
5.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
6.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
7.J・エナン 24連勝(2005年)
7.V・ウィリアムズ24連勝(2002年)
9.シフィオンテク 23連勝(2022年)
9.大坂なおみ 23連勝(2021年)