15日に東京競馬場で開催される第17回ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)のデータを紹介する。

右前脚の繋靱帯炎で休養していた無敗の牝馬三冠・デアリングタクトが約1年ぶりの復帰戦。このほか、前年の大阪杯覇者で今年も2着好走のレイパパレ、前年の桜花賞馬でフェブラリーS3着のソダシ、スプリント路線から再びマイルGIへ挑むレシステンシアなど、各路線の牝馬トップクラスが集結する。

ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■前走・阪神牝馬S組が他ローテを圧倒

過去10年、馬券内に13頭が馬券に絡んでいるのは前走・阪神牝馬S組で【4-4-5-60】。2015年を除けば、残り9年で1頭以上は馬券に絡んでいる。しかも、内容も濃く、昨年は5番人気のマジックキャッスルが3着、2020年は4番人気のサウンドキアラが2着、19年は11番人気のクロコスミアが3着と、人気以上の好走を見せる馬が多い。

阪神牝馬S 【4-4-5-60】 勝率5.5%、連対率11.0%、複勝率17.8% 中山牝馬S 【2-2-0-8】 勝率16.7%、連対率33.3%、複勝率33.3% 大阪杯 【2-1-1-1】 勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率80.0% 高松宮記念 【1-0-2-16】 勝率5.3%、連対率5.3%、複勝率15.8% 有馬記念 【1-0-0-0】 勝率160.0%、連対率160.0%、複勝率160.0% 福島牝馬S 【0-1-2-22】 勝率0.0%、連対率4.0%、複勝率12.0% ダービー卿CT 【0-1-0-6】 勝率0.0%、連対率14.3%、複勝率14.3% 京都牝馬S 【0-1-0-4】 勝率0.0%、連対率20.0%、複勝率20.0%

前走・阪神牝馬S組で本レースを優勝した4頭は、さらにインパクトが強い。2018年のジュールポレールは8番人気、17年のアドマイヤリードは6番人気、16年のストレイトガールは7番人気、そして14年のヴィルシーナは11番人気での戴冠だった。

阪神牝馬Sでの着順を見ると、1着馬は【0-1-0-9】、2着馬は【1-1-3-5】、3着馬は【0-1-1-4】と、敗退馬の好走が目立つ。今年、前走・阪神牝馬S組からは1着のメイショウミモザが出走予定だが、同2着のアンドヴァラナウト、同3着のデゼル、同5着のマジックキャッスルが狙い目となり、データ上はGIホースを差し置いて注目の存在となる。

今年は上位人気が各路線から参戦。そこで前走の距離別データを参照すると、レシステンシアが該当する前走1200m組は【1-0-2-17】と苦戦傾向にあり、デアリングタクトとレイパパレが該当する前走2000m組は【2-1-1-6】で複勝率40.0%を誇る。

前走1600m組は【3-5-4-57】、前走1800m組は【2-3-2-36】。つまり、ヴィクトリアマイルでは前走1600m以上の馬が“買い”というわけだ。

なお、ソダシが該当する前走ダートの馬は2013年に交流重賞のマリーンC1着から挑んだメーデイアが14番人気17着のみ。ソダシは芝GI2勝を誇る馬だけに、前走データからその取捨は計れない。

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文・SPREAD編集部