男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク91位のD・ティーム(オーストリア)はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同78位のA・マレ…

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク91位のD・ティーム(オーストリア)はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同78位のA・マレー(イギリス)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、復帰から4大会連続で初戦敗退となった。
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この試合の第1セット、両者サービスキープが続くなかティームが第6ゲームでブレークを許し、47分で先行される。
第2セット、第2ゲームでティームが初めてブレークチャンスを掴むもマレーが3度凌ぐ。ティームは直後の第3ゲームでブレークを奪われると、それ以降はマレーがブレークバックを与えずに、1時間42分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでティームのコメントを紹介している。
「ネットでの彼(マレー)の言葉はとても素敵だったし、彼のように本当にその回復過程を経験した人からの言葉はさらに価値がある。彼は大きな怪我から復帰することがどれだけ大変なことか知っている数少ない一人であり、明らかに彼は股関節の怪我から復帰する方法についてお手本となる人物」
勝利したマレーは2回戦で、第14シードのD・シャポバロフ(カナダ)とと対戦する。シャポバロフは1回戦で世界ランク46位のU・アンベール(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第9シードのC・ノリー(イギリス)、第10シードのJ・シナー(イタリア)、第13シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、世世界ランク20位のG・ディミトロフ(ブルガリア)、同21位のG・モンフィス(フランス)、同27位のN・バシラシヴィリ(ジョージア)、同29位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)らが2回戦へ駒を進めた。