男子プロテニス協会のATPは公式サイトに世界ランク93位のD・ティーム(オーストリア)のコメントを掲載し、「短期的な最初の目標は全仏オープン」と明かした。>>西岡vsルースブオリ 1ポイント速報<<昨年6月に右手首を負傷してから、離脱を強…

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに世界ランク93位のD・ティーム(オーストリア)のコメントを掲載し、「短期的な最初の目標は全仏オープン」と明かした。
>>西岡vsルースブオリ 1ポイント速報<<
昨年6月に右手首を負傷してから、離脱を強いられていた元世界3位のティームは今年3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)で9か月ぶりの復帰を果たしたが、1回戦でP・カチン(アルゼンチン)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となっていた。
さらに前週のセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、クレー、ATP250)にも出場していたが、初戦でJ・ミルマン(オーストラリア)にフルセットで敗れ、2021年6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)以来 約10か月ぶりのツアー大会で白星を飾ることはできず。復帰戦での白星はまだ飾ることができていない。
「もうベオグラードよりずっといい感じ。日々進歩している。しかし、すべての動き、リアクションにおいて、まだ100パーセントではない。トップレベルに戻るには、まだ何試合もかかると思う」
「今の僕にとっては、どの試合もとても重要なんだ。ベストを尽くし、最初のポイントから最後のポイントまで100パーセントで戦うつもり。それだけだよ。今週も、そしてこの先も、期待はしていない。もちろん、勝つためにすべてを試すし、最後に何が得られるか見てみたいね」
ティームは自身が以前のような状態に戻るための短期的な目標として、5月22日に開幕を迎える全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を挙げた。
「再び以前の状態に戻るための短期的な最初の目標は全仏オープン。そこで何試合か勝つことができるかもしれないし、トップレベルの相手と対戦するのであれば苦しめられるかもしれない。それが短期的な目標だよ。大きなことをするには、シーズンの後半まで待たないといけないと思う」
ティームは25日に開幕するミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)への出場を予定しており、初戦で世界ランク59位のB・ボンズィ(フランス)と対戦する。