女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は24日、シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのA・サバレンカを6-2, 6-2のストレートで下…

女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は24日、シングルス決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのA・サバレンカを6-2, 6-2のストレートで下し、マッチ23連勝で4大会連続優勝をおさめた。試合後、シフィオンテクは「1試合1試合を大切にしていきたい」と語った。
世界ランク1位のシフィオンテクは過去1勝1敗のサバレンカに対して付け入る隙を与えず。サービスゲームを全てキープし、4度のブレークに成功して1時間24分で勝利。
2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)に続く、今季4度目のツアータイトルを獲得した。
ここ3ヶ月間負けなしの女王シフィオンテクは、連勝記録を2021年の大坂なおみに並ぶ23連勝に伸ばした。試合後、同記録についてコメントを残し女子テニス協会のWTAがそれを伝えている。
「正直言ってとても不思議な感じだわ。数年前まではこのようなグループ(ランキング)に入るなんて考えもしなかった。今は、この連勝を続けるためにもっと努力しなければならないし、1試合1試合を大切にしていきたいと思っている。このような選手たちは、私が子供のころに手本とした選手たちよ」
【2000年以降の連勝記録】
1.V・ウィリアム 35連勝(2000年)
2.S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
3.J・エナン(ベルギー) 32連勝(2008年)
4.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
5.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
6.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
7.J・エナン 24連勝(2005年)
7.V・ウィリアムズ(アメリカ) 24連勝(2002年)
9.シフィオンテク 23連勝(2022年)
9.大坂なおみ 23連勝(2021年)