男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのC・アルカラス(スペイン)が第1シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 5-7, …

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードのC・アルカラス(スペイン)が第1シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 5-7, 6-2で破り、準決勝に進出した。また第8シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)が第2シードのC・ルード(ノルウェー)から4-6, 7-6(10-8), 6-3の逆転勝利をおさめるなど、準々決勝で上位4シード全員が姿を消した。
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大会5日目の22日は、前日雨天順延により行われなかった3回戦と準々決勝が、ダブルヘッダーで行われた。3回戦では第1シードのチチパスが第14シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)に6-1, 6-4のストレート勝ち、第2シードのルードが世界ランク73位のE・ルースブオリ(フィンランド)を6-2, 6-2で下すなど、上位シード勢が8強入りする。
前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で2連覇を達成した昨年ファイナリストのチチパスと、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で最年少優勝を飾ったアルカラスによる注目の一戦は、フルセットの末にアルカラスに軍配が上がる。
またマイアミ・オープンで準優勝をおさめ、昨年クレーコートで4タイトルを手にしているルードは、カレノ=ブスタに逆転負けを喫し、4強入りならず。
さらに第3シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)は第6シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)に逆転負け、第4シードのC・ノリー(イギリス)は第10シードのA・デ ミノー(オーストラリア)に敗れ、今大会の上位シード4名が全員フルセットの末に準々決勝で姿を消した。
【バルセロナOP準々決勝結果】
アルカラス[5]vs. チチパス[1], 6-4, 5-7, 6-2
デ ミノー[10]vs. ノリー[4], 6-3, 5-7, 6-1
シュワルツマン[6]vs. オジェ アリアシム[3], 3-6, 6-2, 6-3
カレノ=ブスタ[8]vs. ルード[2], 4-6, 7-6(10-8), 6-3
準決勝は23日に行われる予定で、アルカラスとデ ミノー、シュワルツマンとカレノ=ブスタが決勝への切符をかけてそれぞれ対戦する。