海外ファンが注目したのは「拍手」 米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのロッテ選手権最終日が16日(日本時間17日)、米ハワイ州ホアカレイCCで行われ、渋野日向子(サントリー)は2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算9アンダーで2位に入っ…

海外ファンが注目したのは「拍手」

 米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーのロッテ選手権最終日が16日(日本時間17日)、米ハワイ州ホアカレイCCで行われ、渋野日向子(サントリー)は2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算9アンダーで2位に入った。LPGA公式YouTubeは、渋野の最終日ハイライトを公開。海外ファンからは「同組選手のいいプレーを称える選手は本当に少ない」「最も礼儀正しくて素敵な選手」などと、渋野の姿勢を称えるコメントが書き込まれていた。

 最終日最終組で盛り上げたプレー面ではもちろん、優勝を争う選手への敬意でも海外ファンを惹きつけた。米ツアー通算5勝目を挙げたキム・ヒョージュ(韓国)には2打及ばなかったものの、2戦連続トップ5入りを果たした渋野。ホールアウト時には歓声を受け、ぺこりと頭を下げて答えた。ヒョージュのウィニングパットが決まると、拍手をしながら勝者のもとへ歩みより、祝福のハグを交わしていた。

 LPGA公式YouTubeが渋野の最終日ハイライトを公開しているが、コメント欄にはその振る舞いを称賛するコメントも書き込まれた。「同組選手のいいプレーを称える選手は本当に少ない。シブノはその一人。素晴らしい人間性だ」「彼女はお気に入りの選手」「彼女良い人すぎる!」「最も礼儀正しくて素敵な選手。みんなが勝利を祈ってるよ」「追いかけている選手を称えるなんてとてもクールだね」などと海外ファンが反応していた。

 ラウンド後は「果敢に攻めた結果。テレビで見てくださった方、ありがとうございます。優勝できなかったけど、個人的にはよく頑張った結果」と振り返っていた。勝者を称えた渋野の行動に注目する日本人ファンも多かったが、海外にもその人間性が伝わっていた。(THE ANSWER編集部)