男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク62位のL・ジェレ(セルビア)を7-5, 7-6 (…

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク62位のL・ジェレ(セルビア)を7-5, 7-6 (7-1)のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。試合後には「警戒しなければならないと分かっていた」と振り返った。
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昨年大会で優勝しているチチパスは今大会、上位8シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク32位のF・フォニーニ(イタリア)をストレートで破り勝ち上がりを決めている。
この試合の第1セットではお互いにサービスキープが続くと迎えた第12ゲームでブレークに成功し先行する。第2セット、チチパスはファーストサービスが入った時に95パーセントの確率でポイントを獲得。第1セット同様にサービスキープが続くとタイブレークに突入。序盤で5ポイント連取し、1時間53分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載し「彼(ジェレ)はクレーコートでとてもよく戦う選手。安定したプレーで多くのボールを返してくるので、この勝利のために本当に頑張らなければならなかったんだ」と語った。
「タイブレークでダイナミックなスタートを切り、ラリーに持ち込み、チャンスが来たときにそれをものにすることが重要だった」
勝利したチチパスは準々決勝で第12シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは3回戦で世界ランク83位のL・ムセッティ(イタリア)を2-6, 6-4, 6-3の逆転で破っての勝ち上がり。
同日には第10シードのT・フリッツ(アメリカ)、世界ランク29位のG・ディミトロフ(ブルガリア)らが8強に駒を進めた。