10日、明治安田生命J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスの一戦が県立カシマサッカースタジアムで行われ、…

10日、明治安田生命J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスの一戦が県立カシマサッカースタジアムで行われ、0-3で横浜FMが勝利した。

前節終了時、5連勝で首位に立った鹿島と前節はサンフレッチェ広島に惨敗を喫した横浜FMの対戦。上位につける両チームの対戦は、鹿島が5連勝、ホームゲームでは9連勝と圧倒的な分の良さを持っている。

鹿島は前節のアビスパ福岡戦と同じ11名をピッチに送り込み、首位キープを目指す。

対する横浜FMは8名を変更。ケガから復帰していた畠中槙之輔が第2節以来の先発出場に。永戸勝也は古巣対戦となった。横浜FMはこの後、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)での戦いに入る。

前述の通り、圧倒的に鹿島が得意としているこのカード。立ち上がりから互いに相手のゴールに迫ろうと攻撃的な姿勢を出していく。

13分には樋口が右サイドの大外からクロス。これをファン・アラーノが飛び込んでヘディングで合わせるが、シュートは枠を捉えられず。最初の決定機を生かせない。

互いにテンポが速く、息をつく暇がない展開に。鹿島は奪ってからすぐに背後を狙ってゴールに迫っていく。横浜FMもボール奪うとパスを繋いで早いタイミングで前線へ。インテンシティが高く、ともにゴールへの推進力を出してプレーする。

横浜FMは16分、ボックス付近でボールを奪った岩田が左足シュート。これは枠を外れるがスパイクがゴールに飛ぶという珍しい現象が起きた。

横浜FMは18分にもチャンス。仲川が運び出して右パス。水沼が縦につけたが、アンデルソン・ロペスがコントロールできずにシュートは打てない。

横浜FMの時間帯が続いたが25分に鹿島が決定機。右サイドからのクロスに対してボックス内でアルトゥール・カイキがヘッド。しかし、これはクロスバーに直撃してしまう。

鹿島は30分にもチャンス。右サイドでボール奪ったファン・アラーノからのパスを鈴木が前線で潰れると、こぼれ球を上田がミドルシュート。強烈なシュートがゴールを襲うが、GK高丘がセーブする。

鹿島は33分にもファン・アラーノが仲川からボール奪うと、高い位置をとっていたGK高丘を見るやいなやハーフウェイライン付近からロングシュート。しかし、これはGK高丘がしっかりキャッチする。

鹿島は39分にもチャンス。横浜FMの攻撃を凌ぐと、自陣でボールを拾った鈴木がドリブル開始。ライン際を上がると、あいてDFをかわしてスペースへパス。これをファン・アラーノが受けてクロスも、精度を欠いてしまう。

さらに41分には一本のパスで決定機。GKクォン・スンテのパントキックがバウンドすると、スプリント勝負で勝った上田がシュート。GK高丘がなんとかセーブしゴールを許さない。

上位対決にふさわしい見どころ十分の試合。互いにゴール前でのプレーが増えながらもゴールレスで前半を終える。

横浜FMはハーフタイムで仲川輝人を下げてエウベルを投入。すると48分にいきなり決定機を迎える。

ダイレクトパス交換で右から左に展開。エウベルのスルーパスに永戸が追い越してクロス。アンデルソン・ロペスがシュートを打てないも、キープから折り返すが、誰も合わせられない。

すると52分には鹿島が決定機。右CKからの樋口のクロスをニアで三竿がヘッド。鋭いシュートがゴールを襲うが、GK高丘がセーブしクロスバー直撃。ゴールを許さない。

横浜FMは60分に水沼を下げて宮市亮を投入。すると、その宮市はスローインの流れからすぐにボックス内でシュートを放つが、枠を捉えられない。63分にもその宮市がチャンス。小池がグラウンダーのクロスを入れると、ニアサイドに入ってきた宮市がダイレクトシュートも、サイドネットを揺らす。

流れを取り返せない鹿島はファン・アラーノとアルトゥール・カイキを下げて松村優太と土居聖真を投入する。

横浜FMは73分にもルーズボールを拾った西村がボックス内でシュートも関川がブロック。75分にはボックス内で受けたアンデルソン・ロペスが反転シュートも枠を外してしまう。

鹿島は77分に鈴木優磨と和泉竜司を下げて、染野唯月とキム・ミンテを投入する。すると横浜FMは78分にチャンス。相手陣内でのFKから永戸がゴール前にクロス。これを角田がヘッドで合わせるが、シュートは力なくGKクォン・スンテがキャッチする。

それでも81分、ついにスコアが動く。左CKを獲得した横浜FMは永戸が高精度クロス。ニアに畠中が飛び込むと、その後ろでアンデルソン・ロペスがヘッド。GKクォン・スンテの牙城が崩され、横浜FMが先制する。

ついにスコアが動いた試合。6連勝目指す鹿島は85分に常本を下げて荒木遼太郎を投入する。すると86分には右CKからのクロスが溢れると、キム・ミンテが右足を振るがシュートは枠外に外れる。

鹿島はバランスを崩して攻勢に出るが89分、ボックス左でエウベルがボールを持つと浮き球のパス。これに飛び込んだ西村が打点の高いヘッドで合わせると、これが決まり横浜FMが勝利に近づく2点目を奪う。

さらに後半アディショナルタイムには、レオ・セアラが左サイドから折り返すと、これがオウンゴールを誘発。

横浜FMが0-3で勝利し、アウェイで9連敗中だった鹿島戦で勝利。鹿島は連勝が「5」でストップし、暫定ながら首位から転落した。

鹿島アントラーズ 0-3 横浜F・マリノス

【横浜FM】

アンデルソン・ロペス(後37)

西村拓磨(後44)

オウンゴール(後49)