男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)出場をかけた「RACE TO TURIN」(最終戦出場ランキング)が4日に更新され、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で優…

男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)出場をかけた「RACE TO TURIN」(最終戦出場ランキング)が4日に更新され、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で優勝を果たした18歳のC・アルカラス(スペイン)が2位にジャンプアップした。
11月13日から開幕するNitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
1月に行われたメルボルン・サマーセット(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に加えて2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)を制したナダル。BNPパリバ・オープン決勝では敗れたものの自己最高の20連勝を記録し、1位に立っている。
アルカラスはマイアミ・オープンで、ATPマスターズ1000で初優勝を飾った。これまでの同大会の最年少覇者は、2007年に19歳10ヶ月で優勝したN・ジョコビッチ(セルビア)。またアルカラスは、ATPマスターズ1000シリーズにおいて、M・チャン(アメリカ)(1990年・18歳5ヶ月)、R・ナダル(スペイン)(2005年・18歳10ヶ月)に次ぐ史上3番目に若いチャンピオンとなった。
同じくATPマスターズ1000で初優勝を狙った23歳のC・ルード(ノルウェー)は、4回戦でC・ノリー(イギリス)をストレートで下し、準々決勝で第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)をフルセットで破る。準決勝ではF・セルンドロ(アルゼンチン)にストレート勝ちをおさめて、自身初のATPマスターズ1000決勝進出を果たした。その結果により、4日付けの最終戦ランキングでは14上げて出場圏内の8位に浮上した。
4月4日付の最終戦出場ランキングトップ15は以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数
1位[ - ]:R・ナダル 3,350ポイント
2位[ ↑5 ]:C・アルカラス 1,950ポイント
3位[ ↓1 ]:D・メドベージェフ 1,900ポイント
4位[ ↓1 ]:T・フリッツ(アメリカ) 1,520ポイント
5位[ ↑1 ]:S・チチパス(ギリシャ) 1,440ポイント
6位[ ↓2 ]:F・オジェ アリアシム(カナダ) 1,420ポイント
7位[ ↓2 ]:A・ルブレフ 1,390ポイント
8位[ ↑14 ]:C・ルード 1,020ポイント
9位[ ↓1 ]::M・ベレッティーニ(イタリア) 945ポイント
10位[ - ]:R・バウティスタ=アグ(スペイン) 935ポイント
11位[ ↓2 ]:D・シャポバロフ(カナダ) 930ポイント
12位[ ↓1 ]:C・ノリー 920ポイント
13位[ ↑6 ]:H・フルカチュ(ポーランド) 840ポイント
14位[ ↑1 ]:J・シナー(イタリア) 800ポイント
15位[ ↓3 ]:D・シュワルツマン(アルゼンチン) 790ポイント