西武は3日、森友哉捕手(26)が2日に千葉県内の病院で「右示指(人さし指)基節骨骨折」と診断されたことを発表した。この日、出場選手登録を抹消され、代わりに斉藤誠人捕手(26)が昇格した。

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 森の怪我は試合中のプレーではなく、2日のロッテ戦(ZOZOマリン)の交代後にベンチ裏でマスクを投げた動作に起因した負傷だったという。

 チームを預かる辻監督はグラウンド外でのケガに怒りを隠せなかった。「試合中のケガはつきものだからしょうがないと思うけど、(交代して)上がってからのロッカーでの出来事だというのであれば、しっかり考え直さないと。チームとして許されることではない」とバッサリ。復帰までに約2か月かかる見通し。チームにとっては、主砲の山川もケガで欠く中、何とも痛いアクシデントになった。

 一方、今回の森の負傷には厳しい目も向けられている。プロ野球界では過去にも自身の不注意などでケガをする選手もいたが、チームに与える影響も大きい。最近では、昨年の日本ハム時代の中田(現巨人)が顕著な例といえる。

 昨年開幕から不振に悩んでいた中田は4月7日のソフトバンク戦中にベンチ裏で転倒、右目付近を強打した出来事があった。この行動に対し、当時の栗山監督は「けがしてどうするって話だよ。いなくなるのはなしだろ!責任を果たしていないだろ!」と激しく糾弾。その後、中田はコンディション不良などで登録抹消を繰り返し、8月に同僚への暴力行為を起こし、巨人へトレードとなった。


 森は正捕手として2019年には首位打者、MVPにも輝くなど球界きっての「打てる捕手」としても知られる。一方で森に関してはこんな声もある。

 「4年続けてリーグ最下位の防御率改善に正捕手として頭を悩ませており、そのプレッシャーも相当あったようだ。悩みすぎて、打者に専念させて欲しいとフロントに直訴したこともあったとか。いずれにせよ、プロである以上、職場放棄とも取れる今回の負傷は許されるものではない。こういった行動は他のナインも見ている」(球界関係者)

 捕手は扇の要ともいえる大事なポジション。チームの司令塔が自ら「職場放棄」するようではチームの浮上もおぼつかない。今回のケガに関して辻監督は怒りながらも「治ったときに、あいつ自身が野球観をしっかり変えて、またチームのために泥だらけになってやってくれることを望むだけ」と再起を願っている。起こしてしまったことは仕方がない。失敗をいかに次につなげるか、森の野球に向き合う姿勢が今こそ問われている。


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