女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第22シードのB・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初の決勝進出…

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第22シードのB・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初の決勝進出を決めた。決勝で対戦する第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)について大坂は「『ここまで来たのか』と、本当に驚いている」と語った。
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大坂とシフィオンテクは今回が2度目の対戦で、初顔合わせとなった2019年のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)で大坂が6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利して以来、約3年ぶりの対戦となる。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに大坂のコメントを掲載。大坂は、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と2大会連続でタイトルを獲得している20歳のシフィオンテクについて語った。
「彼女が出てきたばかりの頃、イガと対戦したことを覚えているわ。すぐに思ったのは『この子は本当に運動神経がいいな』ということだった。彼女は、コート中をスライディングしている」
「(シフィオンテクの勝ち上がりに)『ここまで来たのか』と、本当に驚いている。彼女はやる気に満ち溢れている。私がインディアンウェルズで優勝したときは、本当に死にそうだった。そして(翌週のマイアミ)1回戦でセリーナと対戦することになって。そのとき私は『わおっ、すごい』と思った」
「彼女がこの大会で勝ち残ってまだ戦っていて、もうすぐNo.1になるなんて、信じられないくらい。本当にすごいことね」