三重県鈴鹿市は、ウエストレーシングカーズの入門用レーシングカー『VITA-01』を4月1日から6月30日まで、新名神高速道路・鈴鹿パーキングエリア(PA)内地域資源PRコーナーに展示する。ウエストレーシングカーズは1973年に故 神谷誠二郎…

三重県鈴鹿市は、ウエストレーシングカーズの入門用レーシングカー『VITA-01』を4月1日から6月30日まで、新名神高速道路・鈴鹿パーキングエリア(PA)内地域資源PRコーナーに展示する。

ウエストレーシングカーズは1973年に故 神谷誠二郎氏が鈴鹿で創業した四輪レーシングマシンコンストラクター。これまでに入門・初心者向けを中心に1390台のレーシングマシンを世に送り出し、半世紀近くにわたる実績とノウハウは世界から高く評価されている。また、数多くのトップドライバーが「ウエストのマシン」から育っていった。鈴鹿はモータースポーツの街であると同時に、製造業としてのモータースポーツ産業の拠点。ウエストレーシングカーズはそのリーダーといえる。

今回展示するVITA-01は、2010年にウエストレーシングカーズが設計・開発したローコストで安全に楽しめるレーシングカー。サーキット走行を前提にした本格的な車体構成とフォーミュラカー並みの足回りで仕上げられた軽量ボディに、トヨタ『ヴィッツRS』のノーマルエンジンを搭載。初心者でも扱いやすいパワーと優れたバランスで卓越した走りを実現している。走る楽しさに加えて、マシンを覆うキュートなカウルはカラーリングの自由度もあり、ユーザーが思い思いに描けるキャンバスさながらに、その魅力を倍加させている。

VITA-01は、誕生から12年で320台が生産・販売され、スプリントレースだけでなく、耐久レース、女性だけのレースなど、国内各地のサーキットで活躍。さらに中国やフィリピンでもレースシリーズが展開され、数多くの愛好家が集い、競い、楽しむ一大フィールドに成長している。