女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第22シードのB・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初の決勝進出…

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第22シードのB・ベンチッチ(スイス)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、大会初の決勝進出を決めた。試合後、大坂はSNSを更新し、「とても感謝している」と語った。
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同大会では日本勢として1995年に準優勝をおさめた伊達公子以来27年ぶりの快挙を達成した大坂。
インスタグラムやツイッター上では、「何が起こっているのかわからないけど、今はとても感謝しているの。人生の浮き沈みが、この瞬間のありがたみをより一層感じさせてくれたことに感謝。土曜日の決勝でまた会いましょう」とつづった。
この日の第1セット、大坂は2021年7月の東京オリンピック(日本/東京、ハード)で金メダルを獲得したベンチッチのリターンに苦しみ、序盤で4ゲーム連取を許す。第6ゲームでこの日初のブレークに成功した大坂だったが、その後はブレークチャンスを掴めず先行される。
第2セットでは第2ゲームでいきなりブレークに成功するも直後の第3ゲームでブレークバックを許す。それでも第6ゲームで再びブレークを奪った大坂がセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、第4ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと直後の第5ゲームでブレークに成功し、4ゲームを連取。第8ゲームでこのセット初のブレークを許すも第10ゲームをキープした大坂がWTA1000で自身4度目の決勝進出を決めた。
勝利した大坂は決勝で第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)の勝者と対戦する。



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