ヤマハレディースオープン葛城第1日 国内女子ゴルフのヤマハレディースオープン葛城(葛城GC、6590ヤード、パー72)第1日が31日に行われ、2週連続Vとともに今季3勝目を狙う20歳・西郷真央(島津製作所)が6バーディー、1ボギーの67で回…

ヤマハレディースオープン葛城第1日

 国内女子ゴルフのヤマハレディースオープン葛城(葛城GC、6590ヤード、パー72)第1日が31日に行われ、2週連続Vとともに今季3勝目を狙う20歳・西郷真央(島津製作所)が6バーディー、1ボギーの67で回り、ぺ・ソンウ(韓国)とともに通算5アンダーで首位発進した。

 10番スタートの西郷は17番パー3でこの日初めてバーディーを奪うと、8ホールで6バーディーを記録。最終9番でボギーを叩いたものの、ティーショットはすべてフェアウェーに乗せ、パットも安定していた。「ボギーになりそうなところもパーを獲ることができていて、いい流れでプレーできた。パッティングが今日は凄く良くて入ってくれた」と振り返った。

 昨季まで2位を7度記録したが、今季は初優勝を含め4戦2勝と絶好調。その理由について「毎週、良いところが違う」と西郷。「今日に限ってはパッティングが良かった。(パットの)練習内容は変えてない。やっていることは結果が出ないと正しいか分からないけど、正しいと信じてやり続けた。同じことをコツコツとやり続けた結果だと思う」と胸を張った。

 メンタルの切り替えもできている。「18ホール、プレーをしていると流れが変わることがある。それがゴルフ。今日は最初になかなかバーディーが来ない中で1つ入って、良い流れが来た形。どれだけ我慢できるかが大切」と言い、さらに「次のショットに臨むまでに(気持ちを)切り替えないと質が悪くなる。しっかりと切り替えるようにしている」と語った。

 この日は第1組で午前7時5分にスタート。「前夜は午後8時過ぎにベッドに入り、午前3時半に起きました。(第1組の)経験はあるけど、(朝は)一番早い」と笑ったが、結果を出した。有観客大会で今季絶好調の20歳に声援も飛ぶ。「頑張れと声かけてもらう機会が増えて応援の力を凄く実感している。プレッシャーに感じるのではなく、自分のパワーにできたら」と誓った。(THE ANSWER編集部)