女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は29日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第9シードのD・コリンズ(アメリカ)を6-2, 6-1で破り、1時間での勝利に「早く勝つことが…

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は29日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク77位の大坂なおみが第9シードのD・コリンズ(アメリカ)を6-2, 6-1で破り、1時間での勝利に「早く勝つことができてよかった」と語った。
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1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝をおさめたコリンズに対して大坂は第1セット、第5ゲーム、第7ゲームでブレークに成功し、先取する。
続く第2セットも大坂が主導権を握り、第2ゲームから6ゲーム連取で勝利。WTA1000シリーズで、自身5度目の4強入りを果たした。
女子テニス協会のWTAは公式サイトで大坂のコメントを掲載し、試合を振り返った。
「早く勝つことができてよかった。良いリターンをたくさん打つことに集中した」
「実は(今大会で)初めてのナイトマッチで、どんなコンディションになるのかわからなかった」
大坂はWTA1000で自身4度目の決勝進出をかけて、準決勝では第22シードで東京五輪金のB・ベンチッチ(スイス)と対戦する。両者は4度目の顔合わせで、これまで大坂の1勝3敗。2013年の初対戦時に勝利して以降、2019年に3戦全敗を喫しており、2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で敗れて以来、約2年半ぶりに対戦する。