男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのD・メドベージェフが世界ランク85位のA・マレー(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで破り、初戦突破を決める…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのD・メドベージェフが世界ランク85位のA・マレー(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで破り、初戦突破を決めると共に2年連続3度目の3回戦進出を果たした。
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前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では3回戦敗退となり、21日付の世界ランキングで再び2位となったメドベージェフ。今大会はシード勢が1回戦免除のためこの日が初戦となった。
この試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得したメドベージェフ。リターンゲームでは第3ゲームでブレークを奪い先行する。第2セットでは第5・第7ゲームでブレークに成功し4ゲームを連取。試合を通して1度もブレークチャンスを握られることなく、元世界1位のマレーに1時間29分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「素晴らしい試合だったと思う。初戦はたとえ1~2ヵ月、同じコートで練習したとしても簡単にはいかないもの。だから、ブレークポイントをゼロにできたことはうれしい。改善の余地があるように感じるけど、素晴らしい選手との試合だったし、何とか勝ち進めたので満足している」と語った。
「チャンスがあるたびに、それを掴もうとした。そして、自分のプレーに満足している瞬間がたくさんあったよ」
勝利したメドベージェフは3回戦で世界ランク47位のP・マルティネス(スペイン)と対戦する。マルティネスは2回戦で第27シードのC・ガリン(チリ)を7-6 (7-2), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)らが3回戦に駒を進めている。