高校テニスの日本一の座を争う大会、第44回全国選抜高校テニス大会(福岡/博多、博多の森テニス競技場、福岡県営春日公園テニスコート、砂入り人工芝)は大会5日目の25日、女子団体戦の決勝が行われ、松商学園(長野)が第3シードの野田学園(山口)…

高校テニスの日本一の座を争う大会、第44回全国選抜高校テニス大会(福岡/博多、博多の森テニス競技場、福岡県営春日公園テニスコート、砂入り人工芝)は大会5日目の25日、女子団体戦の決勝が行われ、松商学園(長野)が第3シードの野田学園(山口)を3-2で破り、初優勝を果たした。
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2020年の第42回大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となり、昨年は2年ぶりに開催。団体戦は四日市商(三重)が優勝。個人戦では五十嵐唯愛(四日市商)がタイトルを獲得した。
団体戦はシングルス3試合とダブルス2試合の5本勝負で行われ、単複に重複して出場することはできない。また団体戦の各試合方式は、1・2回戦までは1セットマッチ、3回戦、準々決勝は8ゲームプロセット、準決勝と決勝はベストオブ3タイブレークセット(3セットマッチ)で行われる。
初優勝を目指す松商学園と、6年ぶり2度目の優勝を狙う野田学園の一戦。
第1試合のシングルス1では、野田学園の長谷川晴佳が松商学園の砂田未樹を5-7, 6-1, 6-4の逆転で破り、野田学園が先勝。続くダブルス1では、松商学園の金子妃美香/ 山﨑さくら 組がストレートで勝利し、1勝1敗とする。
松商学園はシングルス2の瀬戸祐希奈が藤永萌花を7-5, 7-6(8-6)で破り、2勝1敗と逆転するも、ダブルス2を野田学園がフルセットで取り、勝敗の行方は第5試合にかかる。
第5試合のシングルス3、吉田琴美が鈴木香漣を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで破り、松商学園が悲願の初優勝を飾った。
【女子団体戦決勝 結果一覧】
松商学園 3-2 野田学園
【第1試合 シングルス1】
砂田未樹 7-5, 1-6, 4-6 長谷川晴佳
【第2試合 ダブルス1】
金子妃美香/ 山﨑さくら 6-3, 6-3 宮内汐夏/古野ももか
【第3試合 シングルス2】
瀬戸祐希奈 7-5, 7-6(8-6) 藤永萌花
【第4試合 ダブルス2】
小坂仁夢/飯沼有美 6-4, 4-6, 3-6 池畠陽咲/小形寧音
【第5試合 シングルス3】
吉田琴美 6-3, 4-6, 6-3 鈴木香漣

優勝に歓喜する松商学園

松商学園:砂田未樹

松商学園:瀬戸祐希奈

松商学園:吉田琴美

準優勝の野田学園

野田学園:長谷川晴佳

野田学園:藤永萌花

野田学園:鈴木香漣
26日には男女個人戦(シングルス)の決勝が行われる。