男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク225位のJW・ツォンガ(フランス)は同78位のJ・トンプソン(オーストラリア)に7-6 (7-1), 4-6, 4…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は24日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク225位のJW・ツォンガ(フランス)は同78位のJ・トンプソン(オーストラリア)に7-6 (7-1), 4-6, 4-6の逆転で敗れ、2016年以来6年ぶり10度目の初戦突破とはならなかった。
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2020年は慢性的な背中の痛みと新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、わずか2大会しか出場しなかった元世界5位のツォンガ。昨年は右脚の負傷のため7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降は大会を欠場した。
今季は2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)、ABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、オープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)と3週連続でツアー大会に出場したが、2回戦進出が最高成績となっている。
この試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得したツォンガ。第1・第2ゲームでお互いにブレークを奪い合うと、その後はサービスキープが続きタイブレークに突入する。タイブレークではツォンガが3度のミニブレークに成功し先行する。
しかし、第2セットでは第7ゲームでブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。迎えたファイナルセット、第5ゲームでブレークを許したツォンガ。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで1度ブレークチャンスを掴むも活かせず、2時間38分で力尽きた。
勝利したトンプソンは2回戦で第25シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためデ ミノーは2回戦が初戦となる。
同日には世界ランク39位のJ・ブルックスビー(アメリカ)、同96位の西岡良仁らが2回戦に駒を進めた。