法大戦で勝利し、好スタートを切った立大フレッシュ軍。2戦目のこの日はメンバーを大きく入れ替え、経験が浅い選手も多い中で臨んだ。前日のリーグ戦メンバーの大量得点に負けじと打線が爆発し、5イニングで23得点を挙げた。

初回から立大打線の勢いはすさまじいものだった。無死満塁から4番勝海(済2=新潟明訓)が先制2点左前適時打を放ち先制点を奪う。勝海はこの日が大学入学後、初出場。高校時代から慣れ親しんだ4番に据わり、存在感を示した。するとその後も菅谷(済2=水戸第一)と山岸(観2=日大鶴ヶ丘)が2点適時打を放つなど、打者15人の猛攻で10得点を挙げた。2回から東大は話題の40歳投手、伊藤(3年=東海)を起用する。会場が歓声に包まれる中、2回に山岸が再び2点適時打を放つと、3回には勝海がレフト前に運ぶなど立大打線が攻撃の手を緩めることはなかった。4回にも6点を追加し、合計23得点。フレッシュな立大打線が大きく躍動した。

投手陣では、先発の藤原(コ2=立教池袋)と3番手の平尾(社2=掛川西)の投球が目立った。藤原は失策が絡み、3点を失ったものの、3回を投げて自責点は0。130㌔台中盤の速球には伸びがあり、打者をねじ伏せた。5回からマウンドに上がった平尾は、故障から復帰したばかり。ブランクの影響からか5回は制球が定まらず。球が高めに浮くことが多かった。しかし、6回には投手コーチから助言で投球フォームを修正し、2イニングを無安打に封じた。

フレッシュリーグ2戦目で繰り広げられた壮絶なアピール合戦。来期以降、リーグ戦での活躍を目指す若武者たちの活気ある姿は今後の立大野球部の未来が明るいことを表している。

(5月7日・渡邉紘也)

次は俺だ!輝きを放ったフレッシャー
この日の試合で、2回無安打無失点と好投を見せた平尾。最速140㌔の直球と落差のあるカーブが武器の右腕は、右手首の骨折で3カ月間離脱していた。故障中にも鍛錬を怠ることなく、日々の練習で体幹を強化し制球力の向上につなげた。「やっぱり野球がしたかった。楽しかったです。」 悔しさを力に変え、レベルアップを果たした彼が目指すは、来期リーグ戦のマウンドだ。

◆コメント◆
復帰戦で好投した平尾♯19
「今日は緊張していなかったですが、ずっとケガをしていたので投げ始めたのも1カ月くらい前だったのであまり実戦慣れしていなかったです。ずっと投げたいという気持ちはあって、投げられてうれしかったですし、楽しかったです。最初は投げたいという気持ちが強くて体が突っ込んでしまっていたので、もっと自分の間で投げるようにコーチから言われました。以前より体感が強くなったので、制球が定まるようになりました。今日はちょっと荒れていましたが、軸がしっかりしてきたと思います。今後はまず、すぐに秋があるので次はリーグ戦で出られるように夏ももっとアピールして頑張りたいと思います。」

4打点の挙げた勝海#9

「対外戦試合初ということで緊張したのですが、一打席目から自分のスイングをしっかりできたので良かったと思います。先制打は絶対先制点がほしいと思っていたため、四番としてどんな形でも一点取ろうという気持ちがヒットに繋がったのだと思います。高校時代も四番だったのでどうせ打つのであれば四番がいいと思っていました。四打点とれたことは大きいとは思いますが自分の中ではもっとやれるという気持ちがあるので次はもっと打ちたいと思います。1日でも早くリーグ戦に出てリーグ優勝に貢献できるように自分の持ち味であるバッティングを生かして頑張りたいと思います」。

先制打を放つ勝海