27日に中京競馬場で行われる第52回・高松宮記念(GI、芝1200m)の過去10年データを紹介する。

昨年、本レース2着、スプリンターズSと香港スプリントでも2着と惜敗続きのレシステンシアに、前哨戦・シルクロードSで重賞4勝目を挙げたメイケイエール、暮れの阪神Cで朝日杯フューチュリティS以来の勝利を飾ったグレナディアガーズら、層の厚い4歳世代が挑む。

ここでは過去10年のデータから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■穴は前走・オーシャンS組

過去10年、最多は前走・シルクロードS組の4勝で【4-2-2-22】の複勝率26.7%と安定した成績を誇る。前走・阪急杯組も【3-3-3-37】で申し分ない成績だが、前走・オーシャンS組は【1-2-4-58】と不振の傾向にある。

シルクロードS 【4-2-2-22】 勝率13.3%、連対率20.0%、複勝率26.7% 阪急杯 【3-3-3-37】 勝率6.5%、連対率13.0%、複勝率19.6% オーシャンS 【1-2-4-58】 勝率1.5%、連対率4.6%、複勝率10.8% 香港スプリント 【1-0-1-0】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率100.0% チェアマンズスプリントプライズ 【1-0-0-0】 勝率160.0%、連対率160.0%、複勝率160.0%

前走・シルクロードS組は昨年4、5着に終わったが、2020年は9番人気のモズスーパーフレアが2位入線で繰り上がり優勝、19年は12番人気のセイウンコウセイが2着の好走を見せ、18年のファインニードル、17年のセイウンコウセイ、16年のビッグアーサーと、2016年から18年まで3連覇の記録もある。

ただし、近年の傾向を見ると、前走・阪急杯組に勢いがある。昨年はレシステンシアが2着、インディチャンプが3着、2020年はクリノガウディーが15番人気で1位入線の4位降着と、大波乱“未遂”の激走を見せ、19年はミスターメロディが優勝と、3年連続で本レースの上位を賑わせている。

一方、不振の前走・オーシャンS組は、2019年3着のショウナンアンセムを最後に、翌20年は1番人気のタワーオブロンドンが12着に敗れ、現在2連敗中。ただし、そのショウナンアンセムは17番人気で3着、18年のナックビーナスも10番人気で3着、13年のハクサンムーンも同じく10番人気3着と、好走時は波乱の使者となる。

今年の登録馬では、好相性の前走・シルクロードS組はメイケイエールとシャインガーネット、近年好調の前走・阪急杯組はダイアトニック、トゥラヴェスーラ、サンライズオネストらが出走登録。一方、不振の前走・オーシャンS組はジャンダルムやナランフレグなど、穴人気になりそうな馬で、むしろ押さえておくと面白いだろう。

上位人気ではレシステンシアが香港スプリント、グレナディアガーズが阪神Cからの参戦。前走・香港スプリント組は【1-0-1-0】とサンプルが少ないものの、昨年のダノンスマッシュが優勝、2017年のレッドファルクスが3着と好走実績はある。一方、前走・阪神C組は【0-1-0-6】と不振。2020年にはグランアレグリアが2番人気で3位入線の繰り上がり2着と、歴史的名牝ですら敗れており、グレナディアガーズにとっては試練のデータとなる。

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文・SPREAD編集部