男子プロテニス協会のATPは18日、公式サイトに世界ランク4位のR・ナダル(スペイン)のコメントを掲載。BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準決勝で対戦する同19位のC・アルカラス(スペイン)に…

男子プロテニス協会のATPは18日、公式サイトに世界ランク4位のR・ナダル(スペイン)のコメントを掲載。BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準決勝で対戦する同19位のC・アルカラス(スペイン)について「情熱もあって謙虚で努力家」と言及した。
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第4シードとして出場するナダルは準々決勝で世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)を7-6(7-0),5-7, 6-4のフルセットで破り、3年ぶり11度目のベスト4進出を決めるととも今季19戦19勝と連勝無敗記録を伸ばした。
一方、第19シードのアルカラスは2回戦で世界ランク59位のM・マクドナルド(アメリカ)、3回戦で第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、4回戦で第26シードのG・モンフィス(フランス)をいずれもストレートで撃破。準々決勝では第12シードのC・ノリー(イギリス)もストレートで破っており、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初のベスト4進出を果たしている。
ナダルはアルカラスについて「彼には素晴らしいチームがついているし、全ての要素を備えている。いいやつだよ。17歳や18歳だった頃の自分をよく思い出すね。彼は情熱を持っている。才能もあるし、身体的にも恵まれている」と語った。
初対戦となった昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では6-1, 6-2のストレート勝ちを収めているナダル。2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得し昨年7月のクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)に次ぐキャリア2勝目を挙げた同胞アルカラスの活躍を喜んでいる。
「とてもうれしいよ。これから数ヶ月間、間違いなく素晴らしいライバルになることだろうね。本当に素晴らしいこと。なぜなら、テニスを愛する者として、最も重要なタイトルをかけて戦う素晴らしいプレーヤーを長年にわたって楽しむことができるのだからね。彼は同胞で素晴らしい人間。僕は彼が好きだよ。彼の成功を祈っている」
また、その他準々決勝では第7シードのA・ルブレフと第33シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第20シードのT・フリッツ(アメリカ)と世界ランク61位のM・キツマノビッチ(セルビア)が4強入りをかけて対戦する。