優勝馬には、同じ距離で行われる大阪杯への優先出走権が付与される別定重量のGII競走。大阪杯がGI競走へと昇格して今年…

 優勝馬には、同じ距離で行われる大阪杯への優先出走権が付与される別定重量のGII競走。大阪杯がGI競走へと昇格して今年で6回目だが、過去5回のうち18年スワーヴリチャードと19年アルアインがこのレースをステップに大阪杯を制している。昨年は最低人気のギベオンが1番人気デアリングタクトの追い込みを退けてあっと言わせたが、能力をしっかりと評価したい1戦だ。

 ◎レイパパレは大阪杯の優勝馬。以降は4戦して勝ち星に恵まれていないが、微妙に距離も長かった印象で、前走の香港カップは、ゲートを出なかったことで馬群に包まれてしまった。それでも大きく負けてはいない。馬格のない牝馬だけに別定重量56キロは気になるところだが、距離短縮と先行力を評価したい。

 〇サンレイポケットは新潟大賞典優勝馬。過去、1年4か月間に及ぶ長期休養もあって出世が遅れたが、昨秋は天皇賞・秋4着、ジャパンカップ4着と一線級の力を見せた。今年は京都記念から始動し3着。思うように行き足がつかずに後方からの競馬となったが、前残りのスローペースに苦しめられた。加えて阪神の内回りコースも合わなかった印象だ。得意の左回り、そして直線の長いコースを味方に逆転を狙う。

 ▲ジャックドールは現在4連勝中。その4勝すべてが左回りの2000m戦で、中京競馬場2000mコースは2戦2勝。デビューから3着以下に落ちたのは未勝利戦を勝ち上がった直後のプリンシパルS5着のみだ。白富士Sをステップにここに挑むのは昨年のギベオンと同じ。今回は初の一線級相手で試金石になりそうだが、不安よりも期待の方が大きい。

 忘れな草賞に勝ちエリザベス女王杯2着△ステラリア、ヴィクトリアマイル2着△ランブリングアレー、昨年の3着馬△ポタジェと、昨秋の福島記念1番人気3着△アラタも改めて期待したい。