10日に開幕する男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日にツイッターを更新し、世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)の出場の可否について言及した。>>ジョコビッチらBNPパリ…

10日に開幕する男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日にツイッターを更新し、世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)の出場の可否について言及した。
>>ジョコビッチらBNPパリバOP 男子組み合わせ<<
>>大坂らBNPパリバOP 女子組み合わせ<<
同大会は8日にシングルスの組み合わせを発表。第2シードとして出場するジョコビッチも名を連ねており、初戦で世界ランク71位のD・ゴファン(ベルギー)と同78位のJ・トンプソン(オーストラリア)の勝者と対戦することが決まっている。
しかし、大会はドロー発表の直前にツイッターを更新し次のようにつづっていた。
「ノヴァーク・ジョコビッチ選手は大会エントリーリストに入っているため、本日の抽選には組み込まれている。現在、彼のチームと連絡を取り合っているが、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の入国許可を得て参加するかどうかは未定となっている。今後、詳細が判明次第、最新情報をお伝えする」
ジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場に照準を合わせていたが、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する資料が不十分であったことでビザ(査証)の取り消しがあり欠場。
2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)では昨年11月の国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)以来、約3カ月ぶりの公式戦出場を果たしたものの、準々決勝でJ・ヴェセリ(チェコ)にストレートで敗れベスト4進出を逃した。
また、2月に英国放送協会「BBC」の独占インタビューに応じた際、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)などの大会に参加することを犠牲にするのかと尋ねられたジョコビッチは「はい。それは僕が支払うべき対価だ」と語っていた。