13日に中京競馬場で行われる第58回・金鯱賞(GII、芝2000m)のデータを紹介する。
昨年無敗で大阪杯を制したレイパパレ、エリザベス女王杯を優勝したアカイイト、前走白富士Sを逃げて勝利し目下4連勝中と勢いに乗るジャックドール、京都記念で3着に好走したサンレイポケットなどが出走予定だ。
ここでは過去10年のレース結果を基に予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■大器ジャックドールに追い風
金鯱賞は2012年~16年まで「12月開催」だったが、17年以降は「3月開催」に変更となったため、今回は金鯱賞過去5年分(17~21年)に加え、3月に同条件で行われていた中日新聞杯5年分(12~16年)を含めたレース結果を参考にデータを抽出した。
過去10年で好成績を収めているのは有馬記念組。2020年にサートゥルナーリアが勝利し、18年はスワーヴリチャード、17年にはヤマカツエースが勝利を収めている。今年はシャドウディーヴァ、アカイイトが登録をしているが、勝利を挙げている3頭はいずれも有馬記念で掲示板内に好走していた。シャドウディーヴァは12着、アカイイトは7着という結果だっただけに一抹の不安は残る。
有馬記念 【3-0-1-7】 勝率27.3%、連対率27.3%、複勝率36.4% アメリカJCC 【2-0-0-12】 勝率14.3%、連対率14.3%、複勝率14.3% 小倉大賞典 【1-2-1-21】 勝率4.0%、連対率12.0%、複勝率16.0% 日経新春杯 【1-0-2-4】 勝率14.3%、連対率14.3%、複勝率42.9% 白富士S 【1-1-3-9】 勝率11.4%、連対率22.9%、複勝率57.1% 飛鳥S 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0% 日本ダービー 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%
次点はアメリカJCC組が2勝。続いて小倉大賞典、日経新春杯、白富士S、飛鳥S、日本ダービー組の各ローテが勝ち星を分け合っている。なかでも白富士S組は昨年ギベオンが10番人気の評価を覆し1着、ポタジェが3着に好走し、2020年にはダイワキャグニーが3着に好走するなど、2年連続好走中。
今年該当するのはジャックドールとグラティアスの2頭。なかでもジャックドールは逃げの戦法でここまで勝ち上がっており、昨年のギベオンや20年のダイワキャグニーのように逃げ馬が活躍していることも含めると崩れることはなさそうだ。
また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。
1800m 【2-2-1-30】 勝率5.7%、連対率11.4%、複勝率14.3% 2000m 【1-4-4-34】 勝率2.3%、連対率11.6%、複勝率20.9% 2200m 【2-1-0-23】 勝率7.7%、連対率11.5%、複勝率11.5% 2400m 【2-3-3-6】 勝率14.3%、連対率35.7%、複勝率57.1% 2500m 【3-0-2-7】 勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率41.7%
最も馬券に絡んでいるのは前走2000m組の9回だが、同距離からの出走馬が大半を占めるなかで勝率2.3%は心もとない。一方で非根幹距離組が7勝をマークしており、連対数も10回と優秀。
今回該当するのはアカイイト、サンレイポケット、シャドウディーヴァ、ショウナンバルディ、ステラリア、ポタジェ、ランブリングアレー、ワールドウインズの8頭。なかでもポタジェは昨年の金鯱賞でも3着に好走しており、前走のアメリカJCCは5着に敗れてしまったものの、競馬場別の成績で最多の5勝を挙げている中山競馬場でのレースを経由したことも追い風となりそうだ。昨年以上の結果を期待できそうだ。
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文・SPREAD編集部