男子プロテニス協会のATP公式サイトスペイン語版は28日、前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で2年ぶり4度目の優勝を果たした世界ランク5位のR・ナダル(スペイン)の特集を掲載。…

男子プロテニス協会のATP公式サイトスペイン語版は28日、前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で2年ぶり4度目の優勝を果たした世界ランク5位のR・ナダル(スペイン)の特集を掲載。35歳のナダルを「スポーツの教科書に載るような偉大な選手」と形容した。
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今季、1月のメルボルン・サマーセット(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で優勝を飾ったナダルは続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制覇。史上最多となる21度目の四大大会のタイトルを獲得すると、アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCではT・ポール(アメリカ)D・メドベージェフ(ロシア)らを破り決勝に駒を進め、最後はC・ノリー(イギリス)に勝利した。5試合すべてストレート勝ちで優勝し、マッチ15勝0敗と好調を維持し続けている。
また、同大会では35歳で最年長王者となったほか、2005年には18歳で最年少優勝の記録も達成しており、2つの記録を持つ優勝者にもなった。ATPスペイン語版はこれらの偉業について「スポーツの教科書に載るような偉大な選手の成長を目の当たりにした瞬間。おそらく、このスペイン人に『現状維持』という言葉は、最も控えめな表現のひとつだろう」と称賛。
ナダルは今大会の優勝後「18歳の子どもの頃より、今の勝利の方が評価されるかもしれない。愛情に包まれた素晴らしい思い出を僕はいつも持っている。ほぼ毎回、非常に良い結果が得られている。僕がいつかここに出られなくなったときに、いい思い出になるような場所でありたいと思っているんだ」と話した。
「僕のキャリアにまたひとつ、重要なタイトルが加わった。たしかに、いい姿勢を保っている。本当に幸せで、すべての瞬間を楽しんでいるよ。テニス界でも権威ある大会で優勝したことはとても重要で、ここで勝てたことは大きな意味があるんだ」