男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）は２５日、シングルス準決勝が行われ、第５シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）は第２シードのＡ・ルブレフ（ロシア）に6-3, 5-7, 6…

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）は２５日、シングルス準決勝が行われ、第５シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）は第２シードのＡ・ルブレフ（ロシア）に6-3, 5-7, 6-7 (5-7)の逆転で敗れ、初の決勝進出を逃した。
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準々決勝で第４シードのＪ・シナー（イタリア）にストレート勝ちを収めたフルカチュはこの試合の第１セット、ファーストサービスが入った時に８６パーセントの確率でポイントを獲得。第２ゲームでブレークに成功し先行する。第２セットではお互いにサービスキープが続くも第１２ゲームでブレークを許しセットカウント１－１に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第４ゲームで４度のブレークチャンスを凌ぎタイブレークに突入。２度目のマッチポイントを活かされ２時間２３分で力尽きた。
勝利したルブレフは決勝で世界ランク１２３位のＪ・ヴェセリ（チェコ）と対戦する。ヴェセリは準決勝で第６シードのＤ・シャポバロフ（カナダ）を6-7 (7-9), 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)の逆転で破っての勝ち上がり。
また試合後にフルカチュはツイッターで母国ポーランドの隣国であるウクライナにロシアが侵攻したことについてメッセージをつづった。
「ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権、ありがとう。良い大会だったけど、今日一番大事なのはそこではない。僕の心はウクライナと共にある」



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