総合格闘技イベント「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd」は23日、静岡のエコパアリーナで開催され、第13試合のメインマッチは、グラウンドの展開を制したクレベル…

総合格闘技イベント「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd」は23日、静岡のエコパアリーナで開催され、第13試合のメインマッチは、グラウンドの展開を制したクレベル・コイケが佐々木憂流迦に勝利した。

コイケは昨年6月「RIZIN.28」東京ドーム大会で朝倉未来を相手に、三角絞めによる失神KO勝ちを収めて以来、8カ月ぶりの復帰戦で勝利。これで全試合一本勝ちによるRIZIN4連勝となった。

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■コイケ「私はフェザー級ナンバーワン」

序盤は佐々木が試合を掌握。接近戦を得意とするコイケから距離を保ちつつ、打撃で攻めるスタンドの展開。佐々木は常にケージ中央を位置取り、コイケにプレッシャーを掛け続けた。打撃を払うと同時にはね飛ばしたり、右フックでダウンを奪うなど精度とパワーのある打撃でコイケを圧倒。途中、反撃に出たコイケの変則的なパンチを受けて鼻血を流す場面はあったが、第1ラウンドはグラウンドの展開にはならず、試合のペースは終始佐々木が握った。

しかし第2ラウンドに入ると、コイケにグラウンドの展開に持ち込まれ、一気に寝技の展開に。立ち上がろうとするも阻まれバックを取られた佐々木は、一度は右腕から首を抜け出すことに成功するも、しっかりクラッチされたまま動けず。再び右腕が首に回ると、たまらずタップ。コイケは2ラウンド3分22秒でリアネイキッドチョークを極めて、RIZIN4勝目をあげた。

(C)RIZIN FF

試合後のマイクでコイケは「憂流迦は強くなっている。でも、私はフェザー級のナンバーワン。榊原さん、タイトルマッチお願いします」と、王者・牛久絢太郎とのタイトル戦を熱望。コメントの最後には、コイケが相手を締め落とす際に叫ぶ「ポペガー!(ポルトガルで“極める”の意)」を会場の観客らと一緒に叫ぶと、場内は拍手で包まれた。

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文・SPREAD編集部