男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は16日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク87位のA・マレー(イギリス)は第2シードのR・バウティスタ=…

男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は16日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク87位のA・マレー(イギリス)は第2シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)に0-6,1-6のストレートで敗れ、2017年以来5年ぶり5度目のベスト8進出とはならなかった。
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1回戦で世界ランク110位のダニエル太郎をストレートで破っていた元世界ランク1位のマレーだったが、この日はサービスが不調。ファーストサービスが入る確率で56パーセントを記録すると、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率は35パーセントとストローク戦でもバウティスタ=アグに押し込まれる展開に。第1・第2セットで合計5度のブレークを奪われ、1時間6分で完敗となった。
2007年と2009年の同大会で優勝を果たし、直近に出場した2017年でも準優勝を飾ったマレーだが、今大会は2回戦で姿を消すこととなった。
一方、勝利したバウティスタ=アグは今大会上位4シードが1回戦免除のため、この日が初戦。カタール・エクソンモービル・オープンでは2018年にS・ワウリンカ(スイス)N・ジョコビッチ(セルビア)T・ベルディヒ(チェコ)らを下し優勝。昨年は決勝でN・バシラシヴィリ(ジョージア)に屈したもののA・ブブリク(カザフスタン)D・ティーム(オーストリア)A・ルブレフ(ロシア)らを破るなど好成績を残す相性の良い大会となっている。
そのバウティスタ=アグは準々決勝で世界ランク47位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは2回戦で第5シードのD・エヴァンス(イギリス)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのD・シャポバロフ(カナダ)や第3シードのバシラシヴィリ、第4シードのM・チリッチ(クロアチア)、第6シードのK・ハチャノフ(ロシア)らがベスト8進出を決めている。